あ〜あ〜気づいてしまった!
僕は箱星が、大好きだーー
今日はまだ、日曜…明日になれば必ず会える。
明日にならないと、絶対会えない。
僕はベットで、ゴロゴロしながら、携帯の画面を、何度も見ていた。
箱星とのLAMOは可動していない。
IDの交換はしているけど、学校で会えるし、特に急ぎの用事もないから、送ったことが無い。
〈何してる?〉
僕は画面に、打ち込んでみる。
イヤイヤ、何してる?ってそんなの、日曜なんだから、ゆっくりしてるに決まってる。
僕は、何してる?という、のぺっとした文字を、消去した。
〈おはよう。今日は暇?〉
いやいや、だから、暇だったら何なの?
会う…会って何する。
箱星って、何が好きなんだろう…
ゲームしたり、本読んだり、とは聞いたことあるけど、1日中?それだけ?そんなわけ無いよな…
「はる〜手伝って」
階段の下から、母親の声
え〜もう〜
「はーい」
こんな風にイヤイヤ、母親の手伝いをすることは、箱星にも、あるんだろうか…
「はる!やだぁ、飛んでる!」
「あっ、ごめん」
電動の泡だて器で、生クリームを作るのを、手伝っている。
「ボーっと、してないでね」
「うん」
今日は、単身赴任中の父が帰ってくる日。
張り切っている母親と2人で、お菓子作り。
どう考えても、男子高校生のリア充とは、かけ離れている。
田中も、津田も、土日も部活で。ある意味、僕より青春している。
「これ、入れてね」
「うん」
だいたい、落研に入ったのが、間違いだった。
お笑い好きな人がいて、一緒に楽しく、過ごせると思ってたのに。
幽霊部員一人と、将棋さし二人だもんな…
将棋があんなにやりたいなら、将棋部に入れば良かったのに…全く、良く分からない。
先輩二人が卒業したら、僕と幽霊部員だけ。廃部になるのかな…
「ちょっと!全部入れるなんて言ってない!」
「えっ、あっごめん」
ふ〜疲れた。
僕は、またベットでゴロゴロ。
やる気が無いなら、手伝わなくていいと、キッチンを追い出された。
いや、最初からやる気なんて、あるわけ無いじゃん。やる気があるなら、ゴロゴロしてないで、自分で、お菓子のレシピ探して作るから。
携帯の画面を見ながら
箱星から、連絡くれないかな…
こい こい こい!
…くるはず無いか〜
僕なんかに、用事なんて無いだろうし、
僕なんかと、どこへ行っても、何をしても、楽しく無いだろうし。
箱星となら、どこへ行っても、何をしても、楽しそうなのに。
箱星の人をよく見ているところが好き
箱星の自分が損してでも、空気を壊すところが好き
箱星の嘘の様な王子すぎる風貌が好き
箱星の整った眉毛が好き
箱星の長すぎる足を組んでる姿が好き
箱星の子供の様な寝顔が好き
箱星の手首に出てる骨が好き
箱星の
「はるー牛乳と、かぼちゃを買ってきて」
ヤバっ、箱星への好きがまた、溢れてた!
「はーい」
僕は、重たい体をなんとかベットから起こした。
「行ってきまーす」
「ちょっと待って。ヤマーじゃなくて、石川屋まで行ってくれる?牛乳、あっちの方が、50円も安いから」
…この暑い中、3分で行ける所じゃなくて、10分かかる方に行けと、
僕の視線を感じた母親は、フォローのように
「ゆっくり行ってきていいから」
と、にこやかに、言った。
「うん」
僕は玄関を出た。
ジメッとした、熱風が一気に体力を奪う。
ゆっくりって、フォローになって無いから!
往復14分も増えた分をなんとか、巻き返したいのに、ゆっくり行ってたら、嫌なトータル時間が増えるだけだから。
グダグダ思いながら、自転車で石川屋に到着
自転車置き場に、見慣れた自転車が…えっ箱星?
まさか。だけど、この鍵は箱星の鍵に、酷似している。
サドルもこんな色だった!
もしかして、箱星に会える?
会いたい
僕は急いで店内に入った。
そんなに広くは無い、ただのスーパー
どこかにいるはず
早足に、一通り探すが見つからない。
箱星に会いたい
小走りに店内を走り回る
箱星…箱星…うそ、いない
なんで。
なんで、いないの?
なんか泣きそう。
会えると思ったのに、会えなくて、なんか泣きそう…石川屋で泣くって、あり得ないって、僕…
ポケットの中で携帯が揺れた
箱星…
「はい」
「はる?もしかして、石川屋にいる?」
「うん」
ヤバい。涙声がバレちゃう
「どこ?」
「お菓子のとこ」
「待ってて」
箱星は、すぐに来てくれた。私服も、カッコよすぎるって。
「温、どうしたの?」
僕は平常心を、保ってるつもりだったけど、多分、悲しさと、嬉しさの、入り混じった、絶妙に変な顔をしているはず…
「温、会いたかった」
箱星は、僕が言いたかった言葉を、さらっと言ってくれた。
「うん」
ありがとう、みつけてくれて。
僕は箱星が、大好きだーー
今日はまだ、日曜…明日になれば必ず会える。
明日にならないと、絶対会えない。
僕はベットで、ゴロゴロしながら、携帯の画面を、何度も見ていた。
箱星とのLAMOは可動していない。
IDの交換はしているけど、学校で会えるし、特に急ぎの用事もないから、送ったことが無い。
〈何してる?〉
僕は画面に、打ち込んでみる。
イヤイヤ、何してる?ってそんなの、日曜なんだから、ゆっくりしてるに決まってる。
僕は、何してる?という、のぺっとした文字を、消去した。
〈おはよう。今日は暇?〉
いやいや、だから、暇だったら何なの?
会う…会って何する。
箱星って、何が好きなんだろう…
ゲームしたり、本読んだり、とは聞いたことあるけど、1日中?それだけ?そんなわけ無いよな…
「はる〜手伝って」
階段の下から、母親の声
え〜もう〜
「はーい」
こんな風にイヤイヤ、母親の手伝いをすることは、箱星にも、あるんだろうか…
「はる!やだぁ、飛んでる!」
「あっ、ごめん」
電動の泡だて器で、生クリームを作るのを、手伝っている。
「ボーっと、してないでね」
「うん」
今日は、単身赴任中の父が帰ってくる日。
張り切っている母親と2人で、お菓子作り。
どう考えても、男子高校生のリア充とは、かけ離れている。
田中も、津田も、土日も部活で。ある意味、僕より青春している。
「これ、入れてね」
「うん」
だいたい、落研に入ったのが、間違いだった。
お笑い好きな人がいて、一緒に楽しく、過ごせると思ってたのに。
幽霊部員一人と、将棋さし二人だもんな…
将棋があんなにやりたいなら、将棋部に入れば良かったのに…全く、良く分からない。
先輩二人が卒業したら、僕と幽霊部員だけ。廃部になるのかな…
「ちょっと!全部入れるなんて言ってない!」
「えっ、あっごめん」
ふ〜疲れた。
僕は、またベットでゴロゴロ。
やる気が無いなら、手伝わなくていいと、キッチンを追い出された。
いや、最初からやる気なんて、あるわけ無いじゃん。やる気があるなら、ゴロゴロしてないで、自分で、お菓子のレシピ探して作るから。
携帯の画面を見ながら
箱星から、連絡くれないかな…
こい こい こい!
…くるはず無いか〜
僕なんかに、用事なんて無いだろうし、
僕なんかと、どこへ行っても、何をしても、楽しく無いだろうし。
箱星となら、どこへ行っても、何をしても、楽しそうなのに。
箱星の人をよく見ているところが好き
箱星の自分が損してでも、空気を壊すところが好き
箱星の嘘の様な王子すぎる風貌が好き
箱星の整った眉毛が好き
箱星の長すぎる足を組んでる姿が好き
箱星の子供の様な寝顔が好き
箱星の手首に出てる骨が好き
箱星の
「はるー牛乳と、かぼちゃを買ってきて」
ヤバっ、箱星への好きがまた、溢れてた!
「はーい」
僕は、重たい体をなんとかベットから起こした。
「行ってきまーす」
「ちょっと待って。ヤマーじゃなくて、石川屋まで行ってくれる?牛乳、あっちの方が、50円も安いから」
…この暑い中、3分で行ける所じゃなくて、10分かかる方に行けと、
僕の視線を感じた母親は、フォローのように
「ゆっくり行ってきていいから」
と、にこやかに、言った。
「うん」
僕は玄関を出た。
ジメッとした、熱風が一気に体力を奪う。
ゆっくりって、フォローになって無いから!
往復14分も増えた分をなんとか、巻き返したいのに、ゆっくり行ってたら、嫌なトータル時間が増えるだけだから。
グダグダ思いながら、自転車で石川屋に到着
自転車置き場に、見慣れた自転車が…えっ箱星?
まさか。だけど、この鍵は箱星の鍵に、酷似している。
サドルもこんな色だった!
もしかして、箱星に会える?
会いたい
僕は急いで店内に入った。
そんなに広くは無い、ただのスーパー
どこかにいるはず
早足に、一通り探すが見つからない。
箱星に会いたい
小走りに店内を走り回る
箱星…箱星…うそ、いない
なんで。
なんで、いないの?
なんか泣きそう。
会えると思ったのに、会えなくて、なんか泣きそう…石川屋で泣くって、あり得ないって、僕…
ポケットの中で携帯が揺れた
箱星…
「はい」
「はる?もしかして、石川屋にいる?」
「うん」
ヤバい。涙声がバレちゃう
「どこ?」
「お菓子のとこ」
「待ってて」
箱星は、すぐに来てくれた。私服も、カッコよすぎるって。
「温、どうしたの?」
僕は平常心を、保ってるつもりだったけど、多分、悲しさと、嬉しさの、入り混じった、絶妙に変な顔をしているはず…
「温、会いたかった」
箱星は、僕が言いたかった言葉を、さらっと言ってくれた。
「うん」
ありがとう、みつけてくれて。


