Break beat -Special Track-

マキシ「なに?これ?」

礼真「座談会だって、悠司先生と薫くんの話オールアップ記念」

マキシ「ま?それを、俺らの『Break beat』でやるの?」

礼真「いいじゃん」

マキシ「レイマがいいならいいかっ」

薫「すみません、おじゃまします」

悠司「おじゃまします」

礼真「いらっしゃい、なんもないけど。」

薫「お気遣いなく!」

マキシ「で?なにやるの?」

悠司「薫がなんかやりたいことあるらしくて、な?」

薫「うん!えっと、本編で聞けなかったことを礼真くんとマキシさんにいろいろ聞きたい!」

マキシ「おもしろそーなんでも聞いてー俺、NGないから!」

礼真「マキシは少しNG作れ」

薫「じゃあ、改めてよろしくお願いします」

礼真「お願いします」

マキシ「まーす」

薫「最初の質問ね。本編ではなんかうやむやになってたんだけど、礼真くんって本当は何歳?」

悠司「薫、ずっと気にしてたよな」

薫「うん、やっぱり気になる。そのー何歳でもいいんだけど、年上だったらそのーちょっと敬意っていうか」

礼真「気にしなくていいのに」

マキシ「薫ちゃん、律儀だね」

悠司「まあ、それが薫のいいところだよな」

薫「ありがと。で、何歳?」

礼真「えっとー高2のときに事故死してー」

薫「うっ」

礼真「なに?え?」

薫「ごめん、なんとなくは聞いてはいたけど、はっきり礼真くんの口から聞くと、うってなる」

マキシ「レイマ、オブラート、オブラート」

礼真「そっか、えっとー高2まで生きてたからー」

薫「うぅ」

悠司「あんまり変わってないから!そのへんはぼかして」

礼真「ごめん。あーえーと、高2のときにこの身体になってーそれから…どのくらいかな?」

マキシ「2056日」

薫、悠司、礼真「「「?!」」」

マキシ「礼真がその身体になってから2056日だよ」

薫「え?数えてるんですか?」

悠司「うわー」

礼真「怖い、怖い!」

マキシ「なんでー?数えるでしょー?俺と礼真の大事な一日一日の積み重ねだよー」

悠司「いや、それはわかるけど。なんか日にちで即答されるのが怖い」

礼真「それ!」

マキシ「ま?年単位でいえばよかった?」

悠司、礼真「「そういう問題じゃない!」」

薫「えっえっとーあとで計算します。じゃあ、マキシさんは?何歳?」

マキシ「俺?」

悠司「いやな予感しかないな」

マキシ「俺はねー多分、14、5歳くらいで埋め」

薫、悠司「「!?」」

礼真「?」

マキシ「…あー14、5歳くらいまで生きててーそっから気がついたら地縛霊になってて。すごいざっくりなんだけど多分500年前。そっからずっと地縛霊やってたんだけど、さすがに500年も経つと魂も劣化してくるよねー。でさ、うっかり目玉落としちゃって、それを4歳のレイマが拾ってくれてー俺さ一目ぼれしちゃったんだよね。そっからレイマ探すために地縛霊やめて、うろうろしてたら所長に会って身体を作ってもらって、13年かかって礼真に再会してーだからー俺、今何歳?」

礼真「知らん」

悠司「じ、ばく…地縛れ…霊。目玉…落ちた…」

薫「わー悠兄ちゃん大丈夫?」

悠司「大丈夫じゃない、かなり、ホラー」

マキシ「えー俺の半生、怪談みたいに言わないでよー純愛だよ!」

薫「あっでも、そうですよね!4歳の礼真くんに一目ぼれして、13年も探して再会したんでしょ?純愛だーすごーい!」

マキシ「でしょ?でしょ?レイマがねー目玉拾ってくれたときにねー」

礼真「マキシもういいから、悠司先生のライフゼロだから」

薫「あっ…」 

悠司「………」

薫「あーえっとーじゃあ次の質問!」

礼真(まだやるんだ…)

マキシ「なに?なに?どんどん聞いて、なんでも言っちゃうよ!」

薫「本編の中で、礼真くんが言ってたんだけど、昔は仕事でテンパって、いろいろやってマキシさんに迷惑かけたって。テンパってなにしたの?」

礼真「あーあれだ。バディになって半年くらいのときに、マキシが悪霊に操られてー」

マキシ「うわ-その話はやめてー」

悠司「NGないんでしょ?」

礼真「だよなーなんでもしゃべるんだよな?」

マキシ「うぐぐー」

礼真「それで、操られたマキシにボコられて、何言っても通じないし。で、テンパってグーでマキシの顔、殴った。な?」

マキシ「うわーん、ごめんねー。本当にあのときはごめんねー」

悠司「けっこう重い話だった」 

薫「ね!けど、マキシさんが操られたんだ」

マキシ「うわーん、薫ちゃん、そこ掘らないでー俺のトラウマ-黒歴史ー」

悠司「ガチだ」

礼真「ちなみにそのときのマキシを操った悪霊のサクラさんは今俺らの仕事手伝ってくれてるよ」 

薫「え?そうなの?」

悠司「悪霊…」

礼真「俺が学校に潜入するときにみんなの記憶・精神操作してくれたのがサクラさん」 

薫「へー」

マキシ「薫ちゃんには効かなかったんだけどねー。リア充爆発しろのサクちゃんかなり強いのにー」

礼真「すごいよね、薫くんの魂、特別強いよな。サクラさん薫くんに記憶操作効かなくてかなり落ちこんでたよ。」 

悠司「薫!ずっといっしょにいような!」 

薫「え?あっうん。//// ずっと、いるよ♡」

マキシ「薫ちゃん、今のは薫ちゃんの能力目当ての発言よ!」

礼真「それー今のはなしだな」 

薫「そうなの?」

悠司「違っ!違わないけど…薫が強いのは心強いから」

薫「…悠兄ちゃん…」スン

マキシ「あっ薫ちゃん、礼真のマネ?」

礼真「俺、そんな顔する?」 

マキシ、悠司、薫「「「してる」」」

礼真「…」スン

マキシ、悠司、薫「「「してる!」」」

礼真「えー?」

薫「えーと、じゃあ、次の質問ー」

マキシ「あっ!待って!俺も聞きたいことある!」

礼真「おい、薫くんの質問に答える座談会だぞ」

マキシ「いいじゃん!お願い」

薫「いいですよ」

悠司「俺と薫はNGありますからね!」

マキシ「大丈夫、大丈夫!」

礼真「マキシの大丈夫ほど、アテにならないものは…」

マキシ「もー礼真までー。大丈夫だって。あのねー、ヨルディってなに?」

薫、悠司、礼真「「「は?」」」

マキシ「悠ニャンが薫ちゃんに買ってあげるって言ってたヤツ。ヨルディ。なに?」

薫「売店で売ってる美味しいジュースですよ」

悠司「売店でしか売ってない謎ジュース」

礼真「飲んだことないけど、ヨーグルト風みたいらしい」 

悠司「え!礼真くん、知ってるの?」

礼真「俺の通ってた高校の売店でも売ってたから」

薫「飲んだことないの?」

礼真「ない、俺いつもコーヒー牛乳飲んでた」

悠司「えーまじかーヨルディはS嶺だけの名物だと思ってたのに」

薫「俺はどこにでもあるかと思ってた」

礼真「ないよ、ない」

悠司「そう!ないんだよ!」

マキシ「…なんか、寂しい…」

礼真「……けど、俺も飲んだことないんだよな。マキシー薫くんがすごく美味いって言うから、匂いだけでも確かめたい」

マキシ「!いいよー買いに行こうか!」

礼真「ん。夜中また学校忍び込もう」 

マキシ「今夜行く?」

礼真「いいけどー」

悠司「不法侵入…あー俺は何も聞いてなーい!」

薫「いいなー俺も行きたいなー」

悠司「薫!未成年は一般的には23時から翌4時までの外出は『青少年健全育成条例』で制限されてて、違反すると補導や指導の対象になるんだからな!」

マキシ「うわー」 

礼真「さすが、奥村先生の息子ー」

薫「冗談だよー行かないよー」

悠司「絶対ダメだからな!」

薫「はーい。じゃあ、次の質問」

マキシ「薫ちゃんって、なんかすごいよね。つよつよだね!」

薫「?」

礼真「あーわかるーなんか動じないよな」

マキシ「ね?」

薫「そうかなー?普通だと思うけどーどう?」

悠司「え?そういうとこも、かわいいかな?」

薫「///」

マキシ「ごちそうさまでーす!」

礼真「なに?突然、なんか食った?食えないけど」

マキシ「知らない?ラブラブカップルにノロケられたら、『ごちそうさま』って言わないと呪われるんだよ」

礼真「マジか!知らんかった。ごちそうさまー」

悠司「マキシさん、嘘、教えないで!」

マキシ「ま?」

薫「あっあの!質問再開していい?」

礼真「強っ」

薫「えー、礼真くんのスマホの待受のクマはなに?」

礼真「あークマ。ベア吉ね」

悠司「クマ?見せてもらっていい?」

礼真「どうぞ」

悠司「ぬいぐるみ?」

薫「かわいいけど、なんでぬいぐるみを待受にしてるのかなーって」

マキシ「だよね!なんでクマを待受にしてんの!俺というものがありながら!浮気だよね!」

礼真「マキシも写ってるよ」

悠司「どこ?」

薫「ほらー後、ここー金髪が」

悠司「あー」

マキシ「ほらーこの認識だよ!これ写ってるって言わないからね!ピンボケだし、見切れてるし!」

礼真「でも、マキシってわかるじゃん」

マキシ「だー!」

薫「で?なんでクマ?」

礼真「かわいいから。呼ぶ?」

薫、悠司「「呼ぶ?」」

礼真「ベア吉ーおいでー」

ベア吉「!」

薫「わ!」

悠司「っ!!」

礼真「薫くんと悠司先生に挨拶しような?」

ベア吉「♪♡」

薫「かわいー!動いてるー!」

悠司「ぬ、ぬいぐるみがっうごっ動いてる」

礼真「動くよー。ベア吉おいで、抱っこなー」

ベア吉「♪♡♡」

薫「かわいー!」

悠司「こっこれは、マキシさんが開発した高性能AIを搭載したロボット?」

マキシ「こんなん開発してたら、俺、警備会社で所長にこき使われないよー。こいつは呪物」

悠司「じゅっぶ…つ…」

薫「じゅぶつ?」

悠司「呪われた物ってことだよ!」

薫「悠兄ちゃん、なんで俺の後ろにいるの?」

悠司「いや、ごめん、けど」

礼真「元、呪物だよ。今はいい子だよ。薫くん抱っこする?」

薫「する!いいの?」

礼真「いいよーほら、ベア吉、薫くんに抱っこな」

薫「うわーかわいー!モフモフ」

ベア吉「♡♡」

マキシ「悠ニャン、ほら見て見てーかわいい×2になってるよー」

悠司「たしかに、かわいいけど。その本当に大丈夫なのか?呪物って」

マキシ「大丈夫だよー俺は腕もがれたけど」

悠司「腕!もが!?」

薫「え?」

礼真「ベア吉は、飽きられて売られたり、捨てられそうになったりして、寂しくて抱っこクマになったんだよ」

マキシ「そうそう、1度しがみついたら離れないその名もクラッキングベア!今までに何人かの腕をー」

悠司「わーわーわー!」

薫「悠兄ちゃん、耳元で叫ばないで、耳痛いよ」

悠司「ごっごめん、けど、薫、薫、そのクマ、礼真くんに返しな!な?」

礼真「もう、なんにもしないよ。腕にしがみ続けるより、離した方がいっぱい抱っこして貰えるってわかったんだよなー?ベア吉」

ベア吉「!♪」

薫「寂しかったんだねー。よしよし」

ベア吉「♡」

悠司「薫ー!」

薫「悠兄ちゃん、しがみつかないで、ちょっと苦しいー」

礼真「かわいいのに…」

薫「かわいいよ!ほらー怖くないよー」

悠司「わー近づけないで!かわいいはわかる!けど、怖いと、かわいいは別!」

マキシ「悠ニャン、なかなか克服できないね」

薫「かわいーのに…」

礼真「おいで、ベア吉。悠司先生が怖いって」

ベア吉「…?」

悠司「薫ー!」

マキシ「あー悠ニャンがクラッキングベアになった」

薫「悠兄ちゃん、苦しいから」

悠司「ごめん、無理ー」

薫「あー悠兄ちゃんのライフがほぼゼロになったから、今日はこのへんでおいとまするよ」

マキシ「えーもう?」

礼真「そっか…」

薫「また来てもいい?」

礼真「もちろん!」

悠司「…ま…た…」

マキシ「瀕死じゃん」 

礼真「マキシ!」

薫「おじゃましましたー!」

マキシ「はーい!バイバーイ」 

礼真「薫くん。またね!」

薫「またねー!」


翌日。
薫「昨日、ヨルディの話いっぱいしたから、飲みたくなっちゃったよ。100円入れてー……売り切れ?!おばちゃんーヨルディ売り切れになってるよ!」

売店のおばちゃん「あらーヨルディが?おととい補充したのよー。不思議ねーヨルディが二日で売り切れなんてねー」

薫「補充しないの?」

売店のおばちゃん「在庫ないから」

薫「ない?え?入荷とかは?」

売店のおばちゃん「入荷は不定期なのよー。けど、本当に二日でなくなるなんてねー」

薫「……あっ…本当に買いに来たんだ。……………けど!買い占めなくてもいいよね!…ヨルディーーー…」


See you next beat!