恋文〜春風のいたずら〜

青春・恋愛

恋文〜春風のいたずら〜
作品番号
1791946
最終更新
2026/09/15
総文字数
16,746
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
0
はるうらら。というように『春』を表現する言葉はラ行が多い。
人に見られてはいけない恋文。たとえ見られても大丈夫な恋文。
青草が芽吹く。
日差しは温かく、締め切った部屋は太陽の匂いに満ち、窓の外の空は霞むように広い。
風はまだまだ肌寒く、服に迷う。
天気はあっという間に変わりやすく、昼晴れていた空も向こうの雲は急流に身を任せるままに通り過ぎ、いつの間にか空は灰色に移り変わる。
灰色雲の下で寒そうに人が歩いていく。髪が冷たそうになびいている。
ばたばたと旗を鳴らし、ぽつぽつ雨が落ちてくる。斜めに走るそれに人々は足を速める。
またある日は、広い空の遥か向こうで、雲の端が空に滲むように霞むように浮かんでいる。夕日を浴びたような煙った雲。あの雲がこちらに届くのはいつのことか。
またある日は、雲一つ無く、空は高く、澄んでいるように青く、けれど煙ったように遠くは白く、少し肌寒い風は心地よく、ずっと立っていると背が熱くなるほど日差しは温かい。
そんなはるうらら。恋するものが二人。
あらすじ
いつものように退社すると折鶴のようなものを見つけて、それは何なのか、毎朝、挨拶する女の子に協力してもらい、とある二人の内緒の手紙のやり取りだと気づき、何とか内緒に伝えようとするが上手くいかず失敗してしまう。それでも何とかあることを上手く伝えるように、計画する。

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