「うん、行きたい。ソラ、今の時期見える星のこと教えてよ」
「…………夏美がそう言うなら、わかった」
ソラの返事は、いつもより元気がない。
笑顔もどこか陰っているような、力ない感じがする。
「よし、決まり! 夜になったら丘に行こうぜ。今のうちに物置からビニールシート出してくるか。あと飲み物と食いもん持って……」
リクが勢いよく立ち上がり、ソラは小さく笑う。
「三人で星を見るなんて、懐かしいな」
「たまにはこういうのもいいだろ?」
「たしかにね」
ソラは遠くを見るような目をした。
「兄貴。夏美と二人で天体観測用の飲み物と食うもん買ってきてくれよ」
「いいけど……、リクのほうがこういう買い物に行くの好きじゃない?」
「俺はついでに物置の整理するから、頼んだぞ」
「……わかった」
ソラはバッグを取りに自分の部屋に戻る。
「夏美。ちゃんと兄貴と話せよ。俺がいたら話しにくいだろ」
「ありがとう」
リクはこそっと私に耳打ちして、物置の鍵を片手に玄関を出ていった。
「…………夏美がそう言うなら、わかった」
ソラの返事は、いつもより元気がない。
笑顔もどこか陰っているような、力ない感じがする。
「よし、決まり! 夜になったら丘に行こうぜ。今のうちに物置からビニールシート出してくるか。あと飲み物と食いもん持って……」
リクが勢いよく立ち上がり、ソラは小さく笑う。
「三人で星を見るなんて、懐かしいな」
「たまにはこういうのもいいだろ?」
「たしかにね」
ソラは遠くを見るような目をした。
「兄貴。夏美と二人で天体観測用の飲み物と食うもん買ってきてくれよ」
「いいけど……、リクのほうがこういう買い物に行くの好きじゃない?」
「俺はついでに物置の整理するから、頼んだぞ」
「……わかった」
ソラはバッグを取りに自分の部屋に戻る。
「夏美。ちゃんと兄貴と話せよ。俺がいたら話しにくいだろ」
「ありがとう」
リクはこそっと私に耳打ちして、物置の鍵を片手に玄関を出ていった。



