次に向かったのは射的の屋台だった。
「よーし。待ってろよ夏美。俺があのぬいぐるみを取ってやる!」
「お、いいねぇ兄さん。彼女のために当てるか!」
リクは気合い十分で、店主のおじさんにお金を払いコルク銃を手にする。
標的は、前と同じ。
一番下の棚にあるネコのぬいぐるみだ。
毎回止めに入っていたのに、なぜか今回はソラが止めない。
負けるとわかっているのに止めないのも気が引けて、夏美はリクを止める。
「リク。いいよ、射的って当てるの大変だし」
「大丈夫だ、当てる!」
ここだけは何回ループしても同じなのか、リクの二千円は参加賞の塩飴になった。
なんだろう。
なにか、何かがおかしいような……。
屋台をひととおり巡った後、三人は神社の境内の奥へと向かった。
──ヒュルルル、ドンッ!
夜空に、大輪の花が咲いた。
鮮やかな光が辺りを照らし、祭の喧騒が境内を包む。
人々の波が、花火会場へと流れていく。
そんな中、リクが立ち止まった。
「よーし。待ってろよ夏美。俺があのぬいぐるみを取ってやる!」
「お、いいねぇ兄さん。彼女のために当てるか!」
リクは気合い十分で、店主のおじさんにお金を払いコルク銃を手にする。
標的は、前と同じ。
一番下の棚にあるネコのぬいぐるみだ。
毎回止めに入っていたのに、なぜか今回はソラが止めない。
負けるとわかっているのに止めないのも気が引けて、夏美はリクを止める。
「リク。いいよ、射的って当てるの大変だし」
「大丈夫だ、当てる!」
ここだけは何回ループしても同じなのか、リクの二千円は参加賞の塩飴になった。
なんだろう。
なにか、何かがおかしいような……。
屋台をひととおり巡った後、三人は神社の境内の奥へと向かった。
──ヒュルルル、ドンッ!
夜空に、大輪の花が咲いた。
鮮やかな光が辺りを照らし、祭の喧騒が境内を包む。
人々の波が、花火会場へと流れていく。
そんな中、リクが立ち止まった。



