「それで、夏美はこんな早くからどうした?」
「……リクはまだ気づいてないか」
「何に?」
ソラに言われてもリクはピンとこないようだ。
ソラはちらりと私に視線を送る。
うん。ループのことを共有しないとはじまらないよね。
「……リク。信じられないかもしれないけど、僕たちは何度も八月八日をくり返している」
「はぁ!? 何わけ分かんねーこと言ってんだよ兄貴。ゲームやSF映画じゃあるまいし、そんなこと起こるわけがないだろ。なぁ、夏美も兄貴に言ってやれよ」
リクは私に同意を求めてくる。
けれど、私も何度も八月八日がくり返していることに気づいた。
ゲームやアニメのような状況だけど、本当のこと。
「……ソラの言う事、本当だよ。ソラとリク、八時半になったら私の家に来る予定だったでしょ。最後に高校の校舎を見て、そのあと神社のお祭に行くの」
「は!? なんでサプライズ計画の中身がわかるんだ? 兄貴、今日の予定をバラしたのか?」
「あいにく、そんなことしてないよ。ほら、僕のスマホ発信履歴ないでしょ」
ソラは自分のスマホをリクに見せる。
ここ数日、発着信の履歴はない。
メールも電話も、メッセージアプリも。
「……リクはまだ気づいてないか」
「何に?」
ソラに言われてもリクはピンとこないようだ。
ソラはちらりと私に視線を送る。
うん。ループのことを共有しないとはじまらないよね。
「……リク。信じられないかもしれないけど、僕たちは何度も八月八日をくり返している」
「はぁ!? 何わけ分かんねーこと言ってんだよ兄貴。ゲームやSF映画じゃあるまいし、そんなこと起こるわけがないだろ。なぁ、夏美も兄貴に言ってやれよ」
リクは私に同意を求めてくる。
けれど、私も何度も八月八日がくり返していることに気づいた。
ゲームやアニメのような状況だけど、本当のこと。
「……ソラの言う事、本当だよ。ソラとリク、八時半になったら私の家に来る予定だったでしょ。最後に高校の校舎を見て、そのあと神社のお祭に行くの」
「は!? なんでサプライズ計画の中身がわかるんだ? 兄貴、今日の予定をバラしたのか?」
「あいにく、そんなことしてないよ。ほら、僕のスマホ発信履歴ないでしょ」
ソラは自分のスマホをリクに見せる。
ここ数日、発着信の履歴はない。
メールも電話も、メッセージアプリも。



