「天文部の部室も見てみる?」
「うん」
三人で並んで歩いていると、ノートを抱えた芽衣さんが駆けてきた。
あれ?
私、この子に会ったの初めてなのに、なんで名前知ってるんだろう。
一つ一つはささやかなものなのに、指先に刺さる棘のようななんとも言えない違和感が、どんどんと降り積もっていく。
「ソラ先輩こんにちは! まさか夏休み中に会えるなんて、学校来てて良かった! 補習の先生この時間を指定したのナイス!」
芽衣さんが満面の笑みでソラに駆け寄る。
ソラの隣にいるリクにペコリとお辞儀をした。
「はじめまして、弟さん。あたし篠原芽衣っていいます。天文部でいつもソラ先輩にはお世話になってます。教え方がうまいからみんなソラ先輩のこと頼りにしてるんですよ」
「どーも」
明るい挨拶をされても、やっぱりリクの反応は塩だ。
「私は青井夏美。よろしくね、篠原さん。さすがソラ。後輩に頼られてるんだね」
芽衣さんから軽く会釈が返ってきた。
「うん」
三人で並んで歩いていると、ノートを抱えた芽衣さんが駆けてきた。
あれ?
私、この子に会ったの初めてなのに、なんで名前知ってるんだろう。
一つ一つはささやかなものなのに、指先に刺さる棘のようななんとも言えない違和感が、どんどんと降り積もっていく。
「ソラ先輩こんにちは! まさか夏休み中に会えるなんて、学校来てて良かった! 補習の先生この時間を指定したのナイス!」
芽衣さんが満面の笑みでソラに駆け寄る。
ソラの隣にいるリクにペコリとお辞儀をした。
「はじめまして、弟さん。あたし篠原芽衣っていいます。天文部でいつもソラ先輩にはお世話になってます。教え方がうまいからみんなソラ先輩のこと頼りにしてるんですよ」
「どーも」
明るい挨拶をされても、やっぱりリクの反応は塩だ。
「私は青井夏美。よろしくね、篠原さん。さすがソラ。後輩に頼られてるんだね」
芽衣さんから軽く会釈が返ってきた。



