部屋は昨夜のまま、空っぽ。
部屋に残っているのは、敷き布団とタオルケット、財布や手帳を詰めたショルダーバッグだけ。
外から聞こえるのは、耳が痛くなるほどのセミの鳴き声。
ソラとリクの声、チャイムの音。
心臓の音がいつもよりもうるさい。
私はじっと手のひらを見つめる。
なんで、転んだときのすり傷がなくなっているんだろう。
あれ? 傷?
私、怪我なんてしてたっけ?
どこで転ぶっていうの?
昨日は引っ越しの業者が来て、荷物を片付けていたはずなのに。
「おーい夏美! 早くしろー!」
「……い、今行くー!」
窓の外に返事をして、ねぐせ頭のままで玄関を開ける。
いつもどおりソラとリクがそこにいた。
部屋に残っているのは、敷き布団とタオルケット、財布や手帳を詰めたショルダーバッグだけ。
外から聞こえるのは、耳が痛くなるほどのセミの鳴き声。
ソラとリクの声、チャイムの音。
心臓の音がいつもよりもうるさい。
私はじっと手のひらを見つめる。
なんで、転んだときのすり傷がなくなっているんだろう。
あれ? 傷?
私、怪我なんてしてたっけ?
どこで転ぶっていうの?
昨日は引っ越しの業者が来て、荷物を片付けていたはずなのに。
「おーい夏美! 早くしろー!」
「……い、今行くー!」
窓の外に返事をして、ねぐせ頭のままで玄関を開ける。
いつもどおりソラとリクがそこにいた。



