∞8《インフィニティ・エイト》

「ねえソラ。いつかミラも起きていられるようになったら、あの丘に行って天体観測会したいね。天体望遠鏡を持っていってさ」

「親子三人で天体観測会。早くそんな日が来たらいいな。そうしたら朝まで星のことをレクチャーするのに」

「もう。さすがに子どもに徹夜させちゃだめよ」

 中学生、高校生ならいざ知らず、三歳児には無理だ。 

「あと十年もしたらできるさ。その日が来るのが楽しみだ」

「そうね。私も、待ち遠しい」