「…………ず、ずるいよソラ。私が、ソラのお願いを断れるわけないじゃん」
「僕は好きってちゃんと言葉にしているのに、夏美はソラ大好き、私も結婚したい! って言ってくれないの?」
「ばか」
恥ずかしさのあまり、私は半泣きでソラの胸を叩く。
拳はいともたやすくソラにとらえられた。
手を重ね合わせて、ソラは柔らかく微笑む。
幼い頃は同じくらい小さかった手のひらは、すっぽり私の手を包み込む。
大きくて温かい手のひらは、緊張でほんのり汗ばんでいる。
きっと私の手も同じ。
ソラの瞳に、私が映っている。
私が断るなんて微塵も思っていない目をしているのが悔しい。
でも実際に、私の中にある答えは一つしかない。
何を差し出されたって、このポジションを他の人に譲るなんてできない。
「…………私も、結婚するならソラがいい」
「ありがとう、僕も夏美がいい」
私は瞳をとじてソラの口づけを受け入れた。
こうして十八回目の誕生日に、星野ソラは青井ソラになった。
「僕は好きってちゃんと言葉にしているのに、夏美はソラ大好き、私も結婚したい! って言ってくれないの?」
「ばか」
恥ずかしさのあまり、私は半泣きでソラの胸を叩く。
拳はいともたやすくソラにとらえられた。
手を重ね合わせて、ソラは柔らかく微笑む。
幼い頃は同じくらい小さかった手のひらは、すっぽり私の手を包み込む。
大きくて温かい手のひらは、緊張でほんのり汗ばんでいる。
きっと私の手も同じ。
ソラの瞳に、私が映っている。
私が断るなんて微塵も思っていない目をしているのが悔しい。
でも実際に、私の中にある答えは一つしかない。
何を差し出されたって、このポジションを他の人に譲るなんてできない。
「…………私も、結婚するならソラがいい」
「ありがとう、僕も夏美がいい」
私は瞳をとじてソラの口づけを受け入れた。
こうして十八回目の誕生日に、星野ソラは青井ソラになった。



