思い切りソラの胸に飛び込んだ。
嬉しくて顔がにやけそうになるのを必死に抑える。
こんな恋愛ドラマみたいなことを自分がする日が来るなんて思いもしなかった。
ソラはぎゅっと私を抱きしめてくれる。
この半年で伸びた私の髪を指ですく。
「会いたかった」
「私も、会いたかった」
ソラは無事に推薦入学を果たし、この春からはれて東大生だ。
私も東京で仕事を見つけた。
あの夜の約束通り、私たちはこれから二人で同棲する。
私は父さんから預かった封筒を渡した。
「ソラ。これ、父さんがソラに渡せって」
ソラは封筒を受け取り、内容を半分だけ引き出して、ふっ、と笑った。
「……な、なに?」
「夏美。中身、見てないの?」
「見てないよ。「絶対見るなよ!!」って、なんか芸人の前フリみたいなこと言われたし」
「封をしていないから、見ようと思えばいくらでも見れるし、勝手に読んだってバレないのに。律儀に開けないまま持ってくるなんて可愛いよね。夏美は」
「どういうこと?」
嬉しくて顔がにやけそうになるのを必死に抑える。
こんな恋愛ドラマみたいなことを自分がする日が来るなんて思いもしなかった。
ソラはぎゅっと私を抱きしめてくれる。
この半年で伸びた私の髪を指ですく。
「会いたかった」
「私も、会いたかった」
ソラは無事に推薦入学を果たし、この春からはれて東大生だ。
私も東京で仕事を見つけた。
あの夜の約束通り、私たちはこれから二人で同棲する。
私は父さんから預かった封筒を渡した。
「ソラ。これ、父さんがソラに渡せって」
ソラは封筒を受け取り、内容を半分だけ引き出して、ふっ、と笑った。
「……な、なに?」
「夏美。中身、見てないの?」
「見てないよ。「絶対見るなよ!!」って、なんか芸人の前フリみたいなこと言われたし」
「封をしていないから、見ようと思えばいくらでも見れるし、勝手に読んだってバレないのに。律儀に開けないまま持ってくるなんて可愛いよね。夏美は」
「どういうこと?」



