少し時間をあけて、リクからLINEが来た。
『兄貴が風呂に入ってるから今のうちに面白い話のもう一つの方な。実は兄貴も、甘いもん苦手なんだ』
「え!?」
びっくりしすぎて声が出ちゃった。
「私がアイスを差し出したとき食べてくれていたのに?」
『そ。小学校のときにさ、給食によくデザートがついてきていたろ?』
「うん」
『お前が「好き嫌いないのかっこいいねー」って言ったから甘いの苦手だって言えなくなって、それ以来夏美の前でだけは無理して食ってたんだよ。俺は面白かったからどこでボロを出すか見守ってたんだ』
…………私はソラがものすごく苦手な食べものを、ニコニコ笑顔で差し出していたことになる。
私がソラにアイスを差し出すとき、リクがいつもニヤニヤしていたのってそういう理由だったのか。
もっと早く言ってくれていたら、無理させたりしなかったのに。
「も、申し訳無さすぎるんだけど」
『兄貴なりの背伸びだよ。夏美の前では一番かっこいい自分でいたいんだろ。っと、そろそろ兄貴が戻ってきちまうから、またな!』
ずっと隣りに居ても、知らないことたくさんあるんだな。
私のためにずっと背伸びしてたなんて、なんだか自然と口角があがっちゃう。
カレンダーに印をつけて、ソラのところに行く日を、指折り数える。
次に会えたら、なんて言おう。
ソラはそのまんまでじゅうぶんかっこいいのにな。
『兄貴が風呂に入ってるから今のうちに面白い話のもう一つの方な。実は兄貴も、甘いもん苦手なんだ』
「え!?」
びっくりしすぎて声が出ちゃった。
「私がアイスを差し出したとき食べてくれていたのに?」
『そ。小学校のときにさ、給食によくデザートがついてきていたろ?』
「うん」
『お前が「好き嫌いないのかっこいいねー」って言ったから甘いの苦手だって言えなくなって、それ以来夏美の前でだけは無理して食ってたんだよ。俺は面白かったからどこでボロを出すか見守ってたんだ』
…………私はソラがものすごく苦手な食べものを、ニコニコ笑顔で差し出していたことになる。
私がソラにアイスを差し出すとき、リクがいつもニヤニヤしていたのってそういう理由だったのか。
もっと早く言ってくれていたら、無理させたりしなかったのに。
「も、申し訳無さすぎるんだけど」
『兄貴なりの背伸びだよ。夏美の前では一番かっこいい自分でいたいんだろ。っと、そろそろ兄貴が戻ってきちまうから、またな!』
ずっと隣りに居ても、知らないことたくさんあるんだな。
私のためにずっと背伸びしてたなんて、なんだか自然と口角があがっちゃう。
カレンダーに印をつけて、ソラのところに行く日を、指折り数える。
次に会えたら、なんて言おう。
ソラはそのまんまでじゅうぶんかっこいいのにな。



