今日でループを最後にしなきゃいけない。
私はソラと二人で境内を歩いていた。
ソラは迎えに来たときからどことなく落ち着かない様子で、私の方を気にしている。
いつも通り、お賽銭を入れて鈴を鳴らす。
神様。
どうか、今度こそループから抜けだせますように。
顔を上げると、ソラはじっと私を見ていた。
「ソラ。なんてお願いした?」
「……ないしょだよ。お願いごとを人に話したら叶わなくなるって言うでしょう」
「教えてくれないんだ」
「それより、ほら夏美。おみくじ引こうよ」
ソラに促されて、おみくじを引く。
「大凶…………。うーん。私は大凶に好かれているのかな」
またも大凶を引き当てた。
そんなにたくさん大凶が混じっていると思えないのに。
気落ちしていたら、ソラは自分が引いたくじを差し出してきた。
「なら、これと交換しよう。きっと旅のお守りになるよ」
ソラのくじは大吉。
せっかく引いた大吉を私に渡して、笑顔で私の大凶を引き取った。
そんなささやかな優しさに、胸があたたかくなる。
並んで境内を歩いていると、甲高い声がきこえた。
私はソラと二人で境内を歩いていた。
ソラは迎えに来たときからどことなく落ち着かない様子で、私の方を気にしている。
いつも通り、お賽銭を入れて鈴を鳴らす。
神様。
どうか、今度こそループから抜けだせますように。
顔を上げると、ソラはじっと私を見ていた。
「ソラ。なんてお願いした?」
「……ないしょだよ。お願いごとを人に話したら叶わなくなるって言うでしょう」
「教えてくれないんだ」
「それより、ほら夏美。おみくじ引こうよ」
ソラに促されて、おみくじを引く。
「大凶…………。うーん。私は大凶に好かれているのかな」
またも大凶を引き当てた。
そんなにたくさん大凶が混じっていると思えないのに。
気落ちしていたら、ソラは自分が引いたくじを差し出してきた。
「なら、これと交換しよう。きっと旅のお守りになるよ」
ソラのくじは大吉。
せっかく引いた大吉を私に渡して、笑顔で私の大凶を引き取った。
そんなささやかな優しさに、胸があたたかくなる。
並んで境内を歩いていると、甲高い声がきこえた。



