夏美が誘ったのは、僕だけ?
リクが振られたって、いつ?
そんなそぶり、これまで一度もなかった。
……リクは振られたのに、平気な顔をしてこれまで通り幼なじみをやっているってことか?
リクの声が、一気に大きくなった。
「いつまで聞き分けのいい優等生を演じるつもりだよ、兄貴!! 夏美のこと、好きなんだろ!! 好きで好きで、どうしようもないんだろ!? なんでそれを言わねぇんだよ!! 夏美は明日の朝、福岡に行っちまうんだぞ!!」
リクが声を荒らげても、僕は答えられなかった。
振られるのは、怖い。
夏美に「ごめん」と言われたら、それで終わる。
それなら、何も言わない方がいい。
友だちですらいられなくなるなら、友だちのままがいい。
「夏美が兄貴を選ぶなら、俺はちゃんと応援するよ。でも、兄貴は違うだろ? もし夏美が俺を選んでも、絶対応援なんてしねぇよな? そんなに出来た人間じゃねぇもんな!!」
リクはすごく苛立っていた。
リクが振られたって、いつ?
そんなそぶり、これまで一度もなかった。
……リクは振られたのに、平気な顔をしてこれまで通り幼なじみをやっているってことか?
リクの声が、一気に大きくなった。
「いつまで聞き分けのいい優等生を演じるつもりだよ、兄貴!! 夏美のこと、好きなんだろ!! 好きで好きで、どうしようもないんだろ!? なんでそれを言わねぇんだよ!! 夏美は明日の朝、福岡に行っちまうんだぞ!!」
リクが声を荒らげても、僕は答えられなかった。
振られるのは、怖い。
夏美に「ごめん」と言われたら、それで終わる。
それなら、何も言わない方がいい。
友だちですらいられなくなるなら、友だちのままがいい。
「夏美が兄貴を選ぶなら、俺はちゃんと応援するよ。でも、兄貴は違うだろ? もし夏美が俺を選んでも、絶対応援なんてしねぇよな? そんなに出来た人間じゃねぇもんな!!」
リクはすごく苛立っていた。



