どんな未来だとしても、ソラがいないのは嫌だな。
このまま赤の他人くらい遠い存在になるのは、嫌だ。
「ソラ。今夜の神社お祭、一緒に行こうよ」
このループの中で初めて、私からソラを誘った。
お祭に行こう、それを言うだけなのにすごくドキドキする。
「そうだね。夏美が新潟で過ごせるのは今日で最後だもんね。せっかくだから行こう。リクがはしゃぐのが想像できるよ」
ソラはあたりまえのように、お祭に行くメンバーにリクを含めている。
去年まで三人で行っていたから、そう思うのは自然なこと。
「そ、そうじゃなくて……」
ノックの音がして、ティーセットを持ったおばさんが顔を出す。
「ソラ、夏美ちゃんが来たんだし、ちょうどいいから休憩しなさい。はい、お茶」
「ありがとう、母さん。リクはいないんだ?」
「リクなら、この暑いのにランニングしに行ったわ。元気よねぇ」
「本当にね」
ソラはおぼんを受け取る。
私はニャーちゃんクッションを抱えて、定位置に座る。
「うぅ、ニャーちゃんに会うのもこれが最後かと思うと……。ちゃんとお金払うから、この子、もらっちゃダメ? ソラに聞いたあとお店に行ったけど、もう売ってなかったんだよねー」
ニャーちゃんのふかふかサラサラのかわいい背中を撫で回す。
困ったことに、ニャーちゃんは可愛いだけでなく手触りが良すぎて一度触ると撫でまわさずにはいられない。
ソラは口元を震わせている。
「ニャーちゃんは大きいから、飛行機の手荷物に入らないんじゃない?」
「うーん、じゃあ着払いの宅配で! 宅配なら大きくても大丈夫でしょ」
「あはは、そこまで気に入ってるんだ」
このまま赤の他人くらい遠い存在になるのは、嫌だ。
「ソラ。今夜の神社お祭、一緒に行こうよ」
このループの中で初めて、私からソラを誘った。
お祭に行こう、それを言うだけなのにすごくドキドキする。
「そうだね。夏美が新潟で過ごせるのは今日で最後だもんね。せっかくだから行こう。リクがはしゃぐのが想像できるよ」
ソラはあたりまえのように、お祭に行くメンバーにリクを含めている。
去年まで三人で行っていたから、そう思うのは自然なこと。
「そ、そうじゃなくて……」
ノックの音がして、ティーセットを持ったおばさんが顔を出す。
「ソラ、夏美ちゃんが来たんだし、ちょうどいいから休憩しなさい。はい、お茶」
「ありがとう、母さん。リクはいないんだ?」
「リクなら、この暑いのにランニングしに行ったわ。元気よねぇ」
「本当にね」
ソラはおぼんを受け取る。
私はニャーちゃんクッションを抱えて、定位置に座る。
「うぅ、ニャーちゃんに会うのもこれが最後かと思うと……。ちゃんとお金払うから、この子、もらっちゃダメ? ソラに聞いたあとお店に行ったけど、もう売ってなかったんだよねー」
ニャーちゃんのふかふかサラサラのかわいい背中を撫で回す。
困ったことに、ニャーちゃんは可愛いだけでなく手触りが良すぎて一度触ると撫でまわさずにはいられない。
ソラは口元を震わせている。
「ニャーちゃんは大きいから、飛行機の手荷物に入らないんじゃない?」
「うーん、じゃあ着払いの宅配で! 宅配なら大きくても大丈夫でしょ」
「あはは、そこまで気に入ってるんだ」



