ライフ回復、ご当地グルメしか勝たん!

 まずは支社長が覚えてくれないと話にならない。
 はるばる東京から始発の新幹線に乗ってきて、説明を始めて10分でこれだ。

 さっきからこの聞き分けない化石を頭の中でどつき回しているところである。

 山崎支社長以外のメンバー六名もおおよそ四十代オーバー。FAX信者だ。
 効率だけ語ってもこの反応。

「あー、すまんね。ちょっと俺昼行ってくるわ」
「あ! 山崎さん! 逃げられた……」

 今日の午前の仕事は挨拶と意味のない押し問答で終わった。

 お腹空いた、うまいもの食べて癒やされたいわー。