推しが恋人になるなんてお断りです!

 一目惚れだったんだと思う。


 キラキラと輝くその姿に。なんてことないことに笑っている姿に。

 道を歩く人たちは、スマートフォンを見ながら歩いたり、先を急ぐように、周囲を見渡すこともなく足早に歩いていく。

 空を見上げているのは、君一人だけだったんだ。

 輝く瞳に映るものはなんだろうか。もしも、その瞳に自分のことを映してくれたなら。


 ——きっと、僕は嬉しくて舞い上がってしまうのだろうな。