【調査記録紙片・三友真鈴】
三友真鈴は幼い頃から天真爛漫に育った。
明るく人懐っこい性格で、誰にでも笑顔を振りまいてはよく可愛がられた。素直で無邪気、少々天然かつドジっ子なところもあり、周囲は彼女を愛で、また三友真鈴自身もそんな毎日に不満はなかった。
そんな彼女の性格が一変したのは中学二年生の時。中学生に上がってからも明るく、友達も多い彼女だったが、仲良くしていたクラスメイトの一人が裏アカウントで彼女の悪口を書き連ね、拡散していたことを知る。どうやら、当該クラスメイトが想いを寄せていた男子生徒が好きだったのは三友真鈴であり、嫉妬ゆえに根も葉もない事実も含めて並べ立て、拡散していた模様。
三友真鈴は当該クラスメイトと不仲になり絶交。以降、次第に他人を疑うようになり、明るい性格に影を落としていく。
あまり笑わず、無邪気な一面も鳴りを潜めた三友真鈴は、高校生になった頃から、趣味のミステリーに関するアカウント(アカウント名:「ミスズ」)でのやり取りにのめり込むようになる。ミステリー好きという一点のみによって、顔も本名も知らないどこかの誰かと繋がれるSNSは、周囲の信用できない友人よりも信用していたようだ。
趣味アカでは、持ち前の明るさで交友関係を広げ、「テリーちゃん」というアカウント名の人物と親交を深める。直接会うことはないが、リアル謎解きゲームに参加した感想を伝えあったり、ミステリーアニメの考察についてやり取りを交わしたり、さらにはお互い高校生ということで意気投合したことで、学校の愚痴なんかについても話していたとみられる。
また、直近には参加した「復讐」をモチーフにした謎解き企画に感化され、中学時代のクラスメイト殺害計画を練っていた。以下に一部やり取りを抜粋。
(三友真鈴):復讐かあ。テリーちゃんは復讐したい人とかいる?
(テリーちゃん):いるいる。そりゃいるよー。中学の時にアタシをイジメてきた奴をぶっ殺したい。ミスズっちは?
(三):私も似たようなものかなー。
(テ):ミスズっちもイジメられてたの?
(三):イジメっていうか、仲の良い友達だった子に裏アカで陰口めっちゃ叩かれて、あることないこと書き込まれて拡散された。
(テ):うわっ、それサイテー。
(三):だよね。学校名とか私の名前とか、実名がなかったのがせめてもの救いだったな。
(テ):ねえ。謎解き完全制覇記念にさ、ちょっとした遊びしてみない?
(三):遊び?
(テ):そう。自分が一番憎い人をターゲットにした仮想の殺人計画を立ててみるの。凶器とか日時とか場所とかトリックとかもしっかり考えて、犯人側の気分を味わいつつストレス発散するというか。
(三):何それ。ちょっと面白そう。やろやろ!
(テ):さすがミスズっち! じゃあ考えてきたら発表ね!
~後日~
(三):じゃあ、私から発表するね。PDFにしてきたから見てみて。
(テ):わっ、本格的! じゃあ見てみるね!
(三):どうだった?
(テ):これは、なんというか、えぐい。まさかここまでの物を書いてくるとは思ってなかった。
(三):ほんと?
(テ):ほんとほんと。同窓会で一度もターゲットの席に近づかないで毒殺するとか、よく思いついたね。アタシの、ちょっと書き直してきていい?
(三):ええ~早く見たいんだけど。
(テ):もうちょっとだけ!
※以降、やりとりは途絶えている。
なお、「テリーちゃん」側も調査した結果、彼女は三友真鈴とのやり取りを生成AIに学習させ、架空のSNSのやり取りを作成していた。この生成した偽のやり取りの使い道については調査中だが、三友真鈴の殺人計画のPDFをダウンロードし、自身のローカルメモリに保存していたことからも、何かに利用した、あるいは利用しようとしていたと推測される。
そして、「テリーちゃん」のアカウントを運用しているのは、三友真鈴と同じ高校に通う女子生徒であることがわかった。詳細については引き続き調査が必要。
三友真鈴は幼い頃から天真爛漫に育った。
明るく人懐っこい性格で、誰にでも笑顔を振りまいてはよく可愛がられた。素直で無邪気、少々天然かつドジっ子なところもあり、周囲は彼女を愛で、また三友真鈴自身もそんな毎日に不満はなかった。
そんな彼女の性格が一変したのは中学二年生の時。中学生に上がってからも明るく、友達も多い彼女だったが、仲良くしていたクラスメイトの一人が裏アカウントで彼女の悪口を書き連ね、拡散していたことを知る。どうやら、当該クラスメイトが想いを寄せていた男子生徒が好きだったのは三友真鈴であり、嫉妬ゆえに根も葉もない事実も含めて並べ立て、拡散していた模様。
三友真鈴は当該クラスメイトと不仲になり絶交。以降、次第に他人を疑うようになり、明るい性格に影を落としていく。
あまり笑わず、無邪気な一面も鳴りを潜めた三友真鈴は、高校生になった頃から、趣味のミステリーに関するアカウント(アカウント名:「ミスズ」)でのやり取りにのめり込むようになる。ミステリー好きという一点のみによって、顔も本名も知らないどこかの誰かと繋がれるSNSは、周囲の信用できない友人よりも信用していたようだ。
趣味アカでは、持ち前の明るさで交友関係を広げ、「テリーちゃん」というアカウント名の人物と親交を深める。直接会うことはないが、リアル謎解きゲームに参加した感想を伝えあったり、ミステリーアニメの考察についてやり取りを交わしたり、さらにはお互い高校生ということで意気投合したことで、学校の愚痴なんかについても話していたとみられる。
また、直近には参加した「復讐」をモチーフにした謎解き企画に感化され、中学時代のクラスメイト殺害計画を練っていた。以下に一部やり取りを抜粋。
(三友真鈴):復讐かあ。テリーちゃんは復讐したい人とかいる?
(テリーちゃん):いるいる。そりゃいるよー。中学の時にアタシをイジメてきた奴をぶっ殺したい。ミスズっちは?
(三):私も似たようなものかなー。
(テ):ミスズっちもイジメられてたの?
(三):イジメっていうか、仲の良い友達だった子に裏アカで陰口めっちゃ叩かれて、あることないこと書き込まれて拡散された。
(テ):うわっ、それサイテー。
(三):だよね。学校名とか私の名前とか、実名がなかったのがせめてもの救いだったな。
(テ):ねえ。謎解き完全制覇記念にさ、ちょっとした遊びしてみない?
(三):遊び?
(テ):そう。自分が一番憎い人をターゲットにした仮想の殺人計画を立ててみるの。凶器とか日時とか場所とかトリックとかもしっかり考えて、犯人側の気分を味わいつつストレス発散するというか。
(三):何それ。ちょっと面白そう。やろやろ!
(テ):さすがミスズっち! じゃあ考えてきたら発表ね!
~後日~
(三):じゃあ、私から発表するね。PDFにしてきたから見てみて。
(テ):わっ、本格的! じゃあ見てみるね!
(三):どうだった?
(テ):これは、なんというか、えぐい。まさかここまでの物を書いてくるとは思ってなかった。
(三):ほんと?
(テ):ほんとほんと。同窓会で一度もターゲットの席に近づかないで毒殺するとか、よく思いついたね。アタシの、ちょっと書き直してきていい?
(三):ええ~早く見たいんだけど。
(テ):もうちょっとだけ!
※以降、やりとりは途絶えている。
なお、「テリーちゃん」側も調査した結果、彼女は三友真鈴とのやり取りを生成AIに学習させ、架空のSNSのやり取りを作成していた。この生成した偽のやり取りの使い道については調査中だが、三友真鈴の殺人計画のPDFをダウンロードし、自身のローカルメモリに保存していたことからも、何かに利用した、あるいは利用しようとしていたと推測される。
そして、「テリーちゃん」のアカウントを運用しているのは、三友真鈴と同じ高校に通う女子生徒であることがわかった。詳細については引き続き調査が必要。



