大阪イェ〜イ!


 朝、5時起床。
 はるかの朝は早い。
 歯磨きいっちょまえ。洗顔百倍(?)。
「ぁあ。もうすぐ大阪ともさよなら。涙ぽろろん」
 6時からビュッフェ。
 まだか? まだなのか??
「あ〜〜。35億光年くらいもどかしい!」
 5時半。
 はるか、ダッシュ!
「お客様さま。もう少しお待ちください」
「ですよね〜〜。てへぽん⭐︎」
 
 6時10分前。
 猛ダッシュ!
「お客さま」
「ですよね〜〜!」
 はるか、最前列キープ。
 まだか? まだなのか?

「オープンです!」
 スタートテープ切って、はるか。
 お盆に皿。取ります、取ります。
 ドリンクも忘れずに。
「あぁ。朝はやっぱり和食だよ、おっかさん!」
 お皿にはいつの間にか、納豆坊ちゃん。ノリ子さん。サバ夫さん。エトセトラ(?)。
「は! 味噌汁王子!」
 席について、味噌汁に圧倒される。
「ワカメ〜〜!! こんなところに? おじさま〜〜〜‼︎」
 こんにゃくは入ってないのか?
「それは、どっちかというと、豚汁!!」
 目の前の窓の向こうに、ザ・お〜さか。
「帰りたくない……」
 箸をかじるはるかの目に涙。
 いったい、なにが?

「ごちそうさまでした〜〜!」
 ミルク飲み干すと、はるかは席を立つ。
 部屋に戻り、荷物をまとめると、颯爽とチェックアウト。
 スーツケースと共に、駅へ急ぐ。
 駅では、たくさんの店がはるかを待っていた。
「部長。お母さん。お父さん。弟。同僚ちん。後輩」
 指折り、お土産選別を始める。
「いくつ? いくら? ここだけは、自腹〜〜!!」
 誰を切り捨てるか? デス・ゲーム!
「そんなことより!」
 いちご祭り!
「大阪はいちご??」
 いちごのスィーツ棚が、じわじわ来る。
「決めた! いちごは私に!!!」
 いちごのタルト両手に、ダンシング!