震える声で告げた、その瞬間。
視界のすべてが暁臣様に覆われ、これまで交わしたどの口づけよりも深く、焦がれるようなキスが降ってきた。
それは、ただ優しいだけのものではなかった。
私の魂の奥底まで暴き、求め尽くそうとする、切実な口づけ。
唇の隙間から零れる自分の吐息に、身体の力が抜け、溶けてしまいそうになる。
私は必死に耐えるように、暁臣様の広い背中へ震える手を回し、しがみついた。
「……っ……は……はぁ……」
ようやく唇が離れ、酸素を求めて肩が大きく上下する。
熱に浮かされた視界が涙で滲み、世界がゆらゆらと揺れた。
「……真っ赤だな、すみれ。熟れた果実のようだ」
低く愉しげな声。
暁臣様の長い指先が、私の耳たぶに触れ、首筋をなぞり、鎖骨のくぼみを滑るように下りていく。
きっと今の私は、顔だけでなく、全身が深紅に染まっているに違いない。
「……はち、かいめ……です……」
「八……?」
「あの……今のが、暁臣様と交わした、八回目の……キスで……」
「ふっ……。もう数えなくていい。これから先、数え切れないほどすることになるのだから」
視界のすべてが暁臣様に覆われ、これまで交わしたどの口づけよりも深く、焦がれるようなキスが降ってきた。
それは、ただ優しいだけのものではなかった。
私の魂の奥底まで暴き、求め尽くそうとする、切実な口づけ。
唇の隙間から零れる自分の吐息に、身体の力が抜け、溶けてしまいそうになる。
私は必死に耐えるように、暁臣様の広い背中へ震える手を回し、しがみついた。
「……っ……は……はぁ……」
ようやく唇が離れ、酸素を求めて肩が大きく上下する。
熱に浮かされた視界が涙で滲み、世界がゆらゆらと揺れた。
「……真っ赤だな、すみれ。熟れた果実のようだ」
低く愉しげな声。
暁臣様の長い指先が、私の耳たぶに触れ、首筋をなぞり、鎖骨のくぼみを滑るように下りていく。
きっと今の私は、顔だけでなく、全身が深紅に染まっているに違いない。
「……はち、かいめ……です……」
「八……?」
「あの……今のが、暁臣様と交わした、八回目の……キスで……」
「ふっ……。もう数えなくていい。これから先、数え切れないほどすることになるのだから」



