(律side)
「律くんは大人っぽすぎて高校生に見えないね」
そんな事をよく言われる。
4人兄弟の長男だから しっかりしないといけないってずっと思ってて、気付いたら親にわがままを言わないような子になっていた。
高校に入り、1年生で大聖と同じクラスになった。
『ひだか』と『ふじかみ』だから出席番号が前後で、最初の席も前後だった。
「ねえねえ!今日って空いてる?一緒にカラオケ行こ!」
それが大聖が1番最初に俺にかけてきた言葉だった。まだ自己紹介もしてないのにいきなりカラオケはちょっと戸惑ったけど。
「あ、俺ね、日高大聖!よろしくー!」
二言目がそれだった。明るくて、太陽みたいな人だと思った。
「…藤上律です…」
「律!よろしくー!ねえねえ今日カラオケ行こうよー!」
「え、2人で?いきなりカラオケ?」
「うん!よくない!?」
「別にいいけど…」
「しゃー!じゃあ決まりー!」
距離の詰め方が早すぎて唖然としたけど、でも、一緒に話してて楽しくて。
それが大聖との出会いだった。
大聖は1年生の最初の頃は彼女っぽい子はいたけど、すぐ別れて、それからはずっと彼女は作らずフリーだった。
・
2年生も大聖と同じクラスになり、そして夢人と直希とも出会った。
3人は、なんだかうちの弟達に似ていた。友達であり、可愛い弟みたいな存在。まあ同い年なんだけど、俺が1番誕生日早いし。
修学旅行の時、大聖が夢人に告白しているのを聞いてしまった。あの時、寝たふりをしていたけど、実は起きていた。
俺自身は、恋愛対象は両方というか…。好きになってしまったら性別なんて関係ないと思っている。
だから、大聖が夢人を好きと知った時は、こっそり応援しようと思った。
遊園地で直希がお腹を壊してトイレに行った時、「2人は先行ってていいよ」と言って気を利かせてみたり。
学校内の人気ナンバーワンカプ?が『たせゆめ』らしいし、尚更 大聖の恋を応援したいと思った。
だけど、最近は不穏な空気が流れている。
このままじゃ駄目だ。なんとかしてあげたい。
俺は『たせゆめ』を応援している。
「律くんは大人っぽすぎて高校生に見えないね」
そんな事をよく言われる。
4人兄弟の長男だから しっかりしないといけないってずっと思ってて、気付いたら親にわがままを言わないような子になっていた。
高校に入り、1年生で大聖と同じクラスになった。
『ひだか』と『ふじかみ』だから出席番号が前後で、最初の席も前後だった。
「ねえねえ!今日って空いてる?一緒にカラオケ行こ!」
それが大聖が1番最初に俺にかけてきた言葉だった。まだ自己紹介もしてないのにいきなりカラオケはちょっと戸惑ったけど。
「あ、俺ね、日高大聖!よろしくー!」
二言目がそれだった。明るくて、太陽みたいな人だと思った。
「…藤上律です…」
「律!よろしくー!ねえねえ今日カラオケ行こうよー!」
「え、2人で?いきなりカラオケ?」
「うん!よくない!?」
「別にいいけど…」
「しゃー!じゃあ決まりー!」
距離の詰め方が早すぎて唖然としたけど、でも、一緒に話してて楽しくて。
それが大聖との出会いだった。
大聖は1年生の最初の頃は彼女っぽい子はいたけど、すぐ別れて、それからはずっと彼女は作らずフリーだった。
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2年生も大聖と同じクラスになり、そして夢人と直希とも出会った。
3人は、なんだかうちの弟達に似ていた。友達であり、可愛い弟みたいな存在。まあ同い年なんだけど、俺が1番誕生日早いし。
修学旅行の時、大聖が夢人に告白しているのを聞いてしまった。あの時、寝たふりをしていたけど、実は起きていた。
俺自身は、恋愛対象は両方というか…。好きになってしまったら性別なんて関係ないと思っている。
だから、大聖が夢人を好きと知った時は、こっそり応援しようと思った。
遊園地で直希がお腹を壊してトイレに行った時、「2人は先行ってていいよ」と言って気を利かせてみたり。
学校内の人気ナンバーワンカプ?が『たせゆめ』らしいし、尚更 大聖の恋を応援したいと思った。
だけど、最近は不穏な空気が流れている。
このままじゃ駄目だ。なんとかしてあげたい。
俺は『たせゆめ』を応援している。
