ツーショット撮影会から1週間が経った。
「てか、来月 夢人 誕生日じゃん?何か欲しい物とかある?あと、行きたい所とか!」
直希の問いに、俺は「うーん」と唸る。
今は特に思い付かないけど、ちゃんと決めとかないとな…。
「考えとくね」
「ん。来月はイベント続きだね」
俺の誕生日は、11月17日。
その前の11月15日と11月16日の2日間が、文化祭。
イベント続きだ。
文化祭の準備ももう始まっている。俺らのクラスはクレープ屋さんをやる事になっている。
・
放課後。
「なあなあ!腹減った!ファミレス行こーぜ!?」
大聖のお誘いに対し、3人は「おけー」「行く行くー」「何食べよっかなー?」と、すんなり許可をする。
「ピザは4人でシェアするっしょ!?」
4人で教室から出ようとした時。
「皆さん、こんにちは」
「うお!?会長!?」
生徒会メンバーの6人に引き止められた。相変わらず6人とも真面目で堅物な雰囲気が漂っている。
「改めまして、先日のツーショット撮影会、ご協力ありがとうございました」
「おん!俺らも楽しかったし!ありがとなー!」
「いえいえ。…それでですね…」
会長はカチャッと眼鏡を直した。
「…また大切なお話がありますので、今から2年1組の教室に来ていただけますか?」
「「「「また!?」」」」
・
会長に言われるがまま、半ば強制的にまた2年1組の教室に集められた。
「今度は何ー?」
大聖は、ダルそうな感じではなく、むしろワクワクした表情で尋ねた。
「先日のツーショット撮影会、大好評でした」
「おー!それは良かった」
「…それでですね、ファンクラブにて、またたくさんの要望が届いておりまして…」
またたくさんの要望…。なんだろう?定期的にツーショット撮影会を開催してほしいとか?だとしたら俺はOK。意外と楽しかったし。
「最も多かった要望が2つあります」
…2つ…?
「まず1つ目は、文化祭2日目のステージで、4人で男性アイドルの曲を披露してほしいとのこと」
…は…?
4人で男性アイドルの曲を披露…。それってつまり、ダンスを踊るってこと!?無理無理無理!
「そしてもう1つは、アイドルの曲を披露した後、握手会を開催してほしいとのことです」
握手会はまあいいよ!
でもダンスは無理!ダンスなんて踊った事ない!
「ツーショット撮影会は大好評でしたが、やはりアイドルたるもの、ステージの上で輝いてほしいという意見がたくさん寄せられていました」
アイドルたるものって…。俺らアイドルじゃなくてただの一般人だよー!学校内でちょっと人気なだけだよー…!
「いかがでしょうか?」
会長は相変わらず無表情で冷静だった。
そして、俺以外の3人は…。
「めっちゃ面白そう!絶対やる!踊る!」
「まあ、みんなが喜んでくれるなら、俺もやる」
「やるやる!アイドルっぽいキラキラ衣装着ようよ!4人のメンバーカラーとかも決めてさ!」
…やっぱり…。絶対そう言うと思った…。
「ちょ、ちょっと待って!みんなダンス踊れるの?」
俺の問いに、3人は自慢げに言った。
「「「踊れない」」」
踊れないんかい!じゃあ駄目じゃん!
4人ともダンス踊れないなら、ちょっと無理じゃない?
「でも、簡単な振り付けの曲にすれば大丈夫じゃない?歌は歌わずダンスだけだし」
律がそう言うとなんか説得力あるな…。
ツーショット撮影会は楽しかったし、人前に出る事は嫌ではない。ただ、ダンスが踊れるか不安なだけ。
でも、簡単な振り付けの曲なら、なんとかなるかな…?
「…うん。ダンスが不安だけど、俺も頑張ってみる!」
…うあー!OKしてしまった!でも、ステージに立つのは4人。1人じゃない。きっと大丈夫だよね…?
「じゃあ、やるという事で決まりですね」
4人で文化祭のステージに立ち、その後、握手会も開催する事が決定した。
「よっしゃー!めっちゃ楽しみ!」
みんなノリノリだ。俺以外の3人はポジティブだ。
やると決めたからには頑張って練習しないとな…。
「てか、来月 夢人 誕生日じゃん?何か欲しい物とかある?あと、行きたい所とか!」
直希の問いに、俺は「うーん」と唸る。
今は特に思い付かないけど、ちゃんと決めとかないとな…。
「考えとくね」
「ん。来月はイベント続きだね」
俺の誕生日は、11月17日。
その前の11月15日と11月16日の2日間が、文化祭。
イベント続きだ。
文化祭の準備ももう始まっている。俺らのクラスはクレープ屋さんをやる事になっている。
・
放課後。
「なあなあ!腹減った!ファミレス行こーぜ!?」
大聖のお誘いに対し、3人は「おけー」「行く行くー」「何食べよっかなー?」と、すんなり許可をする。
「ピザは4人でシェアするっしょ!?」
4人で教室から出ようとした時。
「皆さん、こんにちは」
「うお!?会長!?」
生徒会メンバーの6人に引き止められた。相変わらず6人とも真面目で堅物な雰囲気が漂っている。
「改めまして、先日のツーショット撮影会、ご協力ありがとうございました」
「おん!俺らも楽しかったし!ありがとなー!」
「いえいえ。…それでですね…」
会長はカチャッと眼鏡を直した。
「…また大切なお話がありますので、今から2年1組の教室に来ていただけますか?」
「「「「また!?」」」」
・
会長に言われるがまま、半ば強制的にまた2年1組の教室に集められた。
「今度は何ー?」
大聖は、ダルそうな感じではなく、むしろワクワクした表情で尋ねた。
「先日のツーショット撮影会、大好評でした」
「おー!それは良かった」
「…それでですね、ファンクラブにて、またたくさんの要望が届いておりまして…」
またたくさんの要望…。なんだろう?定期的にツーショット撮影会を開催してほしいとか?だとしたら俺はOK。意外と楽しかったし。
「最も多かった要望が2つあります」
…2つ…?
「まず1つ目は、文化祭2日目のステージで、4人で男性アイドルの曲を披露してほしいとのこと」
…は…?
4人で男性アイドルの曲を披露…。それってつまり、ダンスを踊るってこと!?無理無理無理!
「そしてもう1つは、アイドルの曲を披露した後、握手会を開催してほしいとのことです」
握手会はまあいいよ!
でもダンスは無理!ダンスなんて踊った事ない!
「ツーショット撮影会は大好評でしたが、やはりアイドルたるもの、ステージの上で輝いてほしいという意見がたくさん寄せられていました」
アイドルたるものって…。俺らアイドルじゃなくてただの一般人だよー!学校内でちょっと人気なだけだよー…!
「いかがでしょうか?」
会長は相変わらず無表情で冷静だった。
そして、俺以外の3人は…。
「めっちゃ面白そう!絶対やる!踊る!」
「まあ、みんなが喜んでくれるなら、俺もやる」
「やるやる!アイドルっぽいキラキラ衣装着ようよ!4人のメンバーカラーとかも決めてさ!」
…やっぱり…。絶対そう言うと思った…。
「ちょ、ちょっと待って!みんなダンス踊れるの?」
俺の問いに、3人は自慢げに言った。
「「「踊れない」」」
踊れないんかい!じゃあ駄目じゃん!
4人ともダンス踊れないなら、ちょっと無理じゃない?
「でも、簡単な振り付けの曲にすれば大丈夫じゃない?歌は歌わずダンスだけだし」
律がそう言うとなんか説得力あるな…。
ツーショット撮影会は楽しかったし、人前に出る事は嫌ではない。ただ、ダンスが踊れるか不安なだけ。
でも、簡単な振り付けの曲なら、なんとかなるかな…?
「…うん。ダンスが不安だけど、俺も頑張ってみる!」
…うあー!OKしてしまった!でも、ステージに立つのは4人。1人じゃない。きっと大丈夫だよね…?
「じゃあ、やるという事で決まりですね」
4人で文化祭のステージに立ち、その後、握手会も開催する事が決定した。
「よっしゃー!めっちゃ楽しみ!」
みんなノリノリだ。俺以外の3人はポジティブだ。
やると決めたからには頑張って練習しないとな…。
