「あっ、さな…!」
教室の扉をそっと開けようとしてすぐ、友達の声がした。
黒板には「自習」と書かれていて、まだ先生は戻っていないのだとわかった。
「午前中はずっと自習になるかもしれないんだって。先生が言ってた」
「戻ってくるの遅かったけど、大丈夫だった?」
「写真に写ってたのはさなちゃんじゃない人なのに、誤解されて嫌だね…」
小さな声で、みんなが私に話しかけてくる。噓をついてしまったせいで、こんなにも苦しくなるなんて。
それでも私の心は、もうしっかりと向き合う覚悟を決めていた。
言うんだ。私がみんなに、伝えないといけないんだ。
そんな使命感から、私は友達に返事をすることができなかった。
「…ごめんなさい」
私は、深く頭を下げた。しばらく前を向くことができず、元の姿勢に戻った頃には、みんなの驚きに満ちた表情が見えた。
「あの写真に写っていたのは私です。…とっさに噓をついて、ごめんなさい」
みんなの表情を見て、いくら覚悟を決めていようとも、申し訳ないという気持ちが声を震わせた。
ごめん。ごめんね。
クラスメイトが一人、二人と口を開く。
そして静かなざわめきが起こった。
「噓、信じらんない」
「藤本さんってそういうキャラじゃないよな」
「なんであんな所に行ってたの…?今からでも、今からでいいから噓って言ってよ…!」
「あそこ、薬とかでニュースになってるようなとこでしょ…?大丈夫なの?」
大丈夫。話せばわかってくれる。今はびっくりしてそうとしか思えなくても、きっと伝わる。
そう呪文のように唱えて、みんなの言葉から気をそらそうとしていた。
それでもやはり、言葉は刃となって飛んできた。
いつ言い出せばいいだろう。これではずっとこのままだ。
口をぎゅっと結んだまま話し出せずにいると、前方から大きな声が聞こえた。
「ねえ、ちょっと待ってよ!」
それは、毎日駅まで一緒に下校している友達だった。
教室のざわめきが消えていく。みんなはさらに驚いて、話すことさえできなくなってしまったようだった。
「さなが遊びのためだけに、あんな所へ行くと思う?」
友達の声だけが教室に響いていく。しんとした空気の中を切り裂く友達の声が、救いの手のように思えた。
みんなは互いに目を合わせて、困惑しているようにも、何かを一生懸命考えているようにも見えた。
一人の女の子が、私に向かって首を振った。それに共鳴するように、他の友達も首を振った。
「確かに…」という男の子の声がして、私はすぐにそちらへ目を向けた。目が合ったと思ったが、すぐにそらされてしまった。
きっと、みんな信じられない気持ちでいっぱいなのだ。私が突然打ち明けたばかりに。
しかし、教室の前のほうでは、真剣な眼差しを向ける友達がいた。
「私はそう思わないよ。…まずは、さなの話を聞いてあげようよ」
私はその言葉を聞いて、喉の奥がぎゅっとなった。
こうやってクラスのみんなに呼びかけることは勇気のいることなのに、迷わず私を信じようとしてくれている。
私には、こんなにも優しい友達がいるではないか。
その信頼にこたえなくて、どうするんだ。
「ありがとう。本当に、ありがとう…」
ありがとうとしか言えなかったが、最大の感謝を伝えようと、心から言葉を紡いだ。
そして私は、前を向いてみんなの方を見た。
「一度、私の話を聞いてほしい。知ってほしい現状があるの」
静寂は、私の気持ちを肯定してくれるように、優しく包み込んだ。
私はそっと口を開き、みんなにほしかげ界隈について話し始めた。
私には幼馴染がいて、久しぶりに出会ったら、その子はほしかげ界隈の一員になっていて。
その子をほしかげ界隈から遠ざけようとしていたけれど、私はほしかげ界隈がたくさんの課題を抱えていると知った。
そして私の幼馴染は、その課題を解決したい、自分の居場所となってくれたほしかげ界隈に恩返しがしたいという一心で行動していた。
幼馴染の姿を見て、これは他人事ではなく私たちも考えるべき課題で、できることがあるものだと感じ、私も一緒に支えたいと思った。
こんな風に話していくうちに、みんなは私がほしかげ界隈に通っていた理由をなんとなく理解してきたようだった。
それでも、やはり全てを受け入れ、飲み込めるわけではない。
一人の男の子が口を開く。
「…ニュースでは、ほしかげ界隈の人たちが悪いように報道されてんじゃん。本当はどうなってんの?」
確かに、とみんなも反応する。それも無理はないと感じる。
ニュースで取り上げられる際に、ほしかげ界隈が良いように書かれることはない。
実際、ほしかげ界隈には、ほしかげ界隈に来る前に悪いことをしていた人もたくさんいる。
しかし、痛みを紛らわせるためにやったことが間違っていたのだと、ここへ来て気がつく。あるいは、気がついたからここへ来る。
こんなにもあたたかくて自分らしくいられる場所は、苦しみの底にいる若者にとってほしかげ界隈だけだ。
だから、信じてほしい。
「本当は、ほしかげ界隈の人たちが悪いわけじゃないよ」
私ははっきりと言った。え、とか、そんな、とか、信じられないというような声が聞こえてくる。
「私が行ってわかったことは、外側からはそう見えるだけだってこと。…もちろん最初は怖かったよ。幼馴染の子がいることだって、信じたくなかった」
そうだ。私は最初、みゆがほしかげ界隈にいるだなんて、考えたくもなかった。
何か悪いことに巻き込まれているのではないか。抜け出したくても抜け出せられない環境にいるのではないか。
何度もそんな風に考えては、みゆを元の世界に戻そうとしていた。
「でも、ほしかげ界隈は悪いことをしようとして集まった集団じゃない。一人ひとりが苦しんでいて、その痛みをみんなで分かり合えるからこそ寄り添える。そんな集団だと思う」
ほしかげ界隈は、あたたかい場所だ。
そして。
「一緒に今と向き合って、前を向こうとしてる人たちがいる場所なんだよ」
人生を諦めた人たちがいるような暗闇ではない。
人生を諦めかけても、また差し込む光を頼りに進もうとする人たちがいる、夜明けだから。
みゆ。ゆのあくん。るのあちゃん。ひかげくん。かかしくん。ニアちゃん。他のみんなだって。
全員が、全員で、夜明けの光差す方へ一歩ずつ歩んでいる。
どんなに苦しいことがあっても、つらいことがあっても、全てを受け入れてわかってくれる仲間がいる。
それを私は守りたい。いつまでも、ありのままのほしかげ界隈であってほしい。
まずはクラスのみんなに、それをわかってほしい。
「それから、私たちがどれだけ『普通』にとらわれて生活しているのかもわかった」
私は思い出す。あの日感じた気持ちを。
悲しくて、悔しくて、腹の底からめらめらと煮えたぎる葛藤が、幾度となく私を支配した。
人々から浴びせられる、憐れむような目線。可哀想にと思うのは自由でも、態度に表さないでほしかった。
それが慰めのつもりであるのならば、大違いだ。
勝手にあなたたちの「普通」で、私たちを決めつけないでよ。
「…みんなの中にも、わかる人がいるんじゃないかな。普通って言葉を押し付けられて生きる苦しさ」
何人かの友達が、目を見開いたのがわかった。
「普通」の押し付けは、大なり小なり、どんな場所でも起こっている。
自分はいいなと思っても、他のみんなは嫌っているものがあるとする。そんなとき、自分の心は知らないうちにみんなにとっての「普通」に縛られている。
人によってその縛りの感じ方はそれぞれであろう。全然気にすることなく、声を大にして「私はこれが好き」と言える人もいる。
しかし、多くの人はその縛りに左右される。心の中ではいいなと思っていても、みんなとの会話ではその話題を避けたり、あるいは嫌いなふりをしてしまうことだってあるかもしれない。
そうやって少しずつ我慢しながら、自分の大切な柔らかい部分を守って、人は生きている。
それでも、いきなりその柔らかい部分を突き刺そうとするものがある。そうしているつもりがなくても、張本人は傷つけられる。
あえて突き刺そうとするものもある。
突き刺そうとするものは、人だけに限らない。それは言葉や態度といった耳にして口にすることのできるもの、はたまた雰囲気という感じることしかできないものまでにのぼる。
自分の心の中心にある大切なものを守ることは、決してたやすいことではない。
それなのに、今ほしかげ界隈のみんなは、世間の「普通」から「本当の自分」を守ろうとしているのだ。
「ほしかげ界隈の人たちは、ずっと苦しい思いをしてきた人たちなんだよ。だからその分、痛みを誰よりもわかることができて、優しくなれるの」
私はそれをどれだけ感じたことだろうか。
初めましてだというのに私のことをすぐ受け入れてくれた。たくさん話を聞いてくれたし、話を聞かせてくれた。
育った環境も、年齢も性別も違うのに、ただずっとあたたかい。
それは仲間がほしいわけでもなく、すぐに消えてしまうような絆でもない。
自分が痛みを知っているから、寄り添い合いたい。
その想いが、ほしかげ界隈の人たちを動かしているのだ。
それがどれだけすごいことなのか、私はようやくわかった。
「そんな人たちが、『普通』っていう言葉に縛られてほしくない。偏見とか生半可な知識で印象付けられるのは、ほしかげ界隈のみんなじゃない。それを取り巻く環境だよ」
みんなの表情が、徐々に変わってくる。
自分でも、こんなに言葉がスラスラと出てくるなんて思っていなかった。
きっと本当に伝えたいことだから、こうやって自然と言葉が出てくるんだ。
そんな私の様子を見て、頷いてくれる友達がいる。
教室の扉をそっと開けようとしてすぐ、友達の声がした。
黒板には「自習」と書かれていて、まだ先生は戻っていないのだとわかった。
「午前中はずっと自習になるかもしれないんだって。先生が言ってた」
「戻ってくるの遅かったけど、大丈夫だった?」
「写真に写ってたのはさなちゃんじゃない人なのに、誤解されて嫌だね…」
小さな声で、みんなが私に話しかけてくる。噓をついてしまったせいで、こんなにも苦しくなるなんて。
それでも私の心は、もうしっかりと向き合う覚悟を決めていた。
言うんだ。私がみんなに、伝えないといけないんだ。
そんな使命感から、私は友達に返事をすることができなかった。
「…ごめんなさい」
私は、深く頭を下げた。しばらく前を向くことができず、元の姿勢に戻った頃には、みんなの驚きに満ちた表情が見えた。
「あの写真に写っていたのは私です。…とっさに噓をついて、ごめんなさい」
みんなの表情を見て、いくら覚悟を決めていようとも、申し訳ないという気持ちが声を震わせた。
ごめん。ごめんね。
クラスメイトが一人、二人と口を開く。
そして静かなざわめきが起こった。
「噓、信じらんない」
「藤本さんってそういうキャラじゃないよな」
「なんであんな所に行ってたの…?今からでも、今からでいいから噓って言ってよ…!」
「あそこ、薬とかでニュースになってるようなとこでしょ…?大丈夫なの?」
大丈夫。話せばわかってくれる。今はびっくりしてそうとしか思えなくても、きっと伝わる。
そう呪文のように唱えて、みんなの言葉から気をそらそうとしていた。
それでもやはり、言葉は刃となって飛んできた。
いつ言い出せばいいだろう。これではずっとこのままだ。
口をぎゅっと結んだまま話し出せずにいると、前方から大きな声が聞こえた。
「ねえ、ちょっと待ってよ!」
それは、毎日駅まで一緒に下校している友達だった。
教室のざわめきが消えていく。みんなはさらに驚いて、話すことさえできなくなってしまったようだった。
「さなが遊びのためだけに、あんな所へ行くと思う?」
友達の声だけが教室に響いていく。しんとした空気の中を切り裂く友達の声が、救いの手のように思えた。
みんなは互いに目を合わせて、困惑しているようにも、何かを一生懸命考えているようにも見えた。
一人の女の子が、私に向かって首を振った。それに共鳴するように、他の友達も首を振った。
「確かに…」という男の子の声がして、私はすぐにそちらへ目を向けた。目が合ったと思ったが、すぐにそらされてしまった。
きっと、みんな信じられない気持ちでいっぱいなのだ。私が突然打ち明けたばかりに。
しかし、教室の前のほうでは、真剣な眼差しを向ける友達がいた。
「私はそう思わないよ。…まずは、さなの話を聞いてあげようよ」
私はその言葉を聞いて、喉の奥がぎゅっとなった。
こうやってクラスのみんなに呼びかけることは勇気のいることなのに、迷わず私を信じようとしてくれている。
私には、こんなにも優しい友達がいるではないか。
その信頼にこたえなくて、どうするんだ。
「ありがとう。本当に、ありがとう…」
ありがとうとしか言えなかったが、最大の感謝を伝えようと、心から言葉を紡いだ。
そして私は、前を向いてみんなの方を見た。
「一度、私の話を聞いてほしい。知ってほしい現状があるの」
静寂は、私の気持ちを肯定してくれるように、優しく包み込んだ。
私はそっと口を開き、みんなにほしかげ界隈について話し始めた。
私には幼馴染がいて、久しぶりに出会ったら、その子はほしかげ界隈の一員になっていて。
その子をほしかげ界隈から遠ざけようとしていたけれど、私はほしかげ界隈がたくさんの課題を抱えていると知った。
そして私の幼馴染は、その課題を解決したい、自分の居場所となってくれたほしかげ界隈に恩返しがしたいという一心で行動していた。
幼馴染の姿を見て、これは他人事ではなく私たちも考えるべき課題で、できることがあるものだと感じ、私も一緒に支えたいと思った。
こんな風に話していくうちに、みんなは私がほしかげ界隈に通っていた理由をなんとなく理解してきたようだった。
それでも、やはり全てを受け入れ、飲み込めるわけではない。
一人の男の子が口を開く。
「…ニュースでは、ほしかげ界隈の人たちが悪いように報道されてんじゃん。本当はどうなってんの?」
確かに、とみんなも反応する。それも無理はないと感じる。
ニュースで取り上げられる際に、ほしかげ界隈が良いように書かれることはない。
実際、ほしかげ界隈には、ほしかげ界隈に来る前に悪いことをしていた人もたくさんいる。
しかし、痛みを紛らわせるためにやったことが間違っていたのだと、ここへ来て気がつく。あるいは、気がついたからここへ来る。
こんなにもあたたかくて自分らしくいられる場所は、苦しみの底にいる若者にとってほしかげ界隈だけだ。
だから、信じてほしい。
「本当は、ほしかげ界隈の人たちが悪いわけじゃないよ」
私ははっきりと言った。え、とか、そんな、とか、信じられないというような声が聞こえてくる。
「私が行ってわかったことは、外側からはそう見えるだけだってこと。…もちろん最初は怖かったよ。幼馴染の子がいることだって、信じたくなかった」
そうだ。私は最初、みゆがほしかげ界隈にいるだなんて、考えたくもなかった。
何か悪いことに巻き込まれているのではないか。抜け出したくても抜け出せられない環境にいるのではないか。
何度もそんな風に考えては、みゆを元の世界に戻そうとしていた。
「でも、ほしかげ界隈は悪いことをしようとして集まった集団じゃない。一人ひとりが苦しんでいて、その痛みをみんなで分かり合えるからこそ寄り添える。そんな集団だと思う」
ほしかげ界隈は、あたたかい場所だ。
そして。
「一緒に今と向き合って、前を向こうとしてる人たちがいる場所なんだよ」
人生を諦めた人たちがいるような暗闇ではない。
人生を諦めかけても、また差し込む光を頼りに進もうとする人たちがいる、夜明けだから。
みゆ。ゆのあくん。るのあちゃん。ひかげくん。かかしくん。ニアちゃん。他のみんなだって。
全員が、全員で、夜明けの光差す方へ一歩ずつ歩んでいる。
どんなに苦しいことがあっても、つらいことがあっても、全てを受け入れてわかってくれる仲間がいる。
それを私は守りたい。いつまでも、ありのままのほしかげ界隈であってほしい。
まずはクラスのみんなに、それをわかってほしい。
「それから、私たちがどれだけ『普通』にとらわれて生活しているのかもわかった」
私は思い出す。あの日感じた気持ちを。
悲しくて、悔しくて、腹の底からめらめらと煮えたぎる葛藤が、幾度となく私を支配した。
人々から浴びせられる、憐れむような目線。可哀想にと思うのは自由でも、態度に表さないでほしかった。
それが慰めのつもりであるのならば、大違いだ。
勝手にあなたたちの「普通」で、私たちを決めつけないでよ。
「…みんなの中にも、わかる人がいるんじゃないかな。普通って言葉を押し付けられて生きる苦しさ」
何人かの友達が、目を見開いたのがわかった。
「普通」の押し付けは、大なり小なり、どんな場所でも起こっている。
自分はいいなと思っても、他のみんなは嫌っているものがあるとする。そんなとき、自分の心は知らないうちにみんなにとっての「普通」に縛られている。
人によってその縛りの感じ方はそれぞれであろう。全然気にすることなく、声を大にして「私はこれが好き」と言える人もいる。
しかし、多くの人はその縛りに左右される。心の中ではいいなと思っていても、みんなとの会話ではその話題を避けたり、あるいは嫌いなふりをしてしまうことだってあるかもしれない。
そうやって少しずつ我慢しながら、自分の大切な柔らかい部分を守って、人は生きている。
それでも、いきなりその柔らかい部分を突き刺そうとするものがある。そうしているつもりがなくても、張本人は傷つけられる。
あえて突き刺そうとするものもある。
突き刺そうとするものは、人だけに限らない。それは言葉や態度といった耳にして口にすることのできるもの、はたまた雰囲気という感じることしかできないものまでにのぼる。
自分の心の中心にある大切なものを守ることは、決してたやすいことではない。
それなのに、今ほしかげ界隈のみんなは、世間の「普通」から「本当の自分」を守ろうとしているのだ。
「ほしかげ界隈の人たちは、ずっと苦しい思いをしてきた人たちなんだよ。だからその分、痛みを誰よりもわかることができて、優しくなれるの」
私はそれをどれだけ感じたことだろうか。
初めましてだというのに私のことをすぐ受け入れてくれた。たくさん話を聞いてくれたし、話を聞かせてくれた。
育った環境も、年齢も性別も違うのに、ただずっとあたたかい。
それは仲間がほしいわけでもなく、すぐに消えてしまうような絆でもない。
自分が痛みを知っているから、寄り添い合いたい。
その想いが、ほしかげ界隈の人たちを動かしているのだ。
それがどれだけすごいことなのか、私はようやくわかった。
「そんな人たちが、『普通』っていう言葉に縛られてほしくない。偏見とか生半可な知識で印象付けられるのは、ほしかげ界隈のみんなじゃない。それを取り巻く環境だよ」
みんなの表情が、徐々に変わってくる。
自分でも、こんなに言葉がスラスラと出てくるなんて思っていなかった。
きっと本当に伝えたいことだから、こうやって自然と言葉が出てくるんだ。
そんな私の様子を見て、頷いてくれる友達がいる。



