妖狐姫の計略婚 〜御曹司は石地蔵の花嫁しか愛せない〜

和風ファンタジー

いち佳/著
妖狐姫の計略婚 〜御曹司は石地蔵の花嫁しか愛せない〜
作品番号
1781519
最終更新
2026/05/17
総文字数
8,434
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
テーマ『 石像の乙女 × ご懐妊 』
主舞台『 財閥(明治)× 鹿鳴館の夜会 』

「夫は、十年間、私の石像に恋をしていた」
「キツネ憑きの地蔵に懸想した旦那(だん)さん」(船場言葉)

安倍晴明の母、白狐・葛葉(くずは)。
妖狐が人間の保名(ほしな)→星名(せな)に嫁ぐ話。

※ 某VTuberさんじゃないです。
※ 安倍晴明(幼名は童子丸)
前鬼・後鬼などの「鬼神」を術式により使役した伝説の「陰陽師」
ラノベ、漫画、歌舞伎、映画、大河等、お馴染みの題材


※ シリーズ四作目ですが、単独で読めます
※ 大正華姫綺譚シリーズ四作目

最終巻で『浜松中納言物語』ばりの転生にするには、兎角壮大にならざるを得ず。
いきなり、和でループ!……って乱暴にやっちゃうの、かなり無理ある。
また、力点も逆かも。

異世界 → 和の転生やゲームが新しい
和風  → やや全体主義めいた世相に、ヒロインだけの逆説が新しい
(転生概念は元より仏教に存在して新しくない)

つまり時代通念を詳らかに書き切らないと逆説の面白さが浮かび上がらない。
実は一人称に不向きの難しいジャンルかと痛感中。

御曹司が財を築き上げた経緯が匂って来ない、ただ設定を「指定」して「描写」がなければ、小説と言えないし。
最強軍人!鬼! と肩書きのハリボテだけあっても納得できないアレ。
ループ!「指定」では余りにダサい。 

無理なら、現代(読者と自分のよく知る)に、伝統の和を持ち込む方が絶対面白い逆説になる。「超かぐや姫!」とか。


閑話休題。
今回は翻訳ロマンス小説の定番、シークレットベイビープロットで(これも王道?)
舞台を外国人居留地にして華やかに(伏線回収)

花魁、葛葉、平安には名作の数々がありますが、居留地は参考が思い浮かばず……
幸運にも6年ほどの駐在経験があり、外地の駐妻社会の雰囲気を思い起こしながら挑戦

ハイペースだったので、のんびり予定
どうぞよろしくお付き合いくださいませ

主な参考文献(職位や商慣習等)
大和和紀『ヨコハマ物語』(1981)
谷崎潤一郎『細雪』(1936)→ 上方商人の船場言葉
ミシェル・リード『追憶の重さ』(1997)
クレイン『ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない』(2021)

実在の古典和歌を用いています
絵   :Wirestock様
フォント:Canva様
あらすじ
妖狐姫・葛葉(くずは)は人間の素封家が持つ、土の妖力を回収する使命を負っていた。
しかし嫁ぎ先で待っていたのは冷遇と孤独。

任務のため、夫である星名(せな)と妖力を用いて契りを交わし、子を宿して姿を消す。
だが身の内からの強大な力に、稲荷地蔵の石像へと変じ、祀られる石像となり果てる。

一方、星名は消えた妻を探して十年。
石像に執着する奇矯な男と噂されながら、荘園を治める当主へ成長を遂げていた。

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