
- 作品番号
- 1779207
- 最終更新
- 2026/04/28
- 総文字数
- 31,999
- ページ数
- 16ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 24
- ランクイン履歴
-
青春・恋愛14位(2026/04/21)
恋愛10位(2026/04/21)
図書室で過ごした放課後、手渡されたかすみ草のハンカチ、繋いだ指の温もり。
何も告げずに消えた初恋は、二十年近い時を越えても、胸の奥でそっと息をしている。
色褪せないまま挟まれ続ける、栞のような恋のお話。
*作者の過去の恋を綴った物語。
*人物名以外はすべて実話、脚色なし。
*そして、真実だからこそ、この物語は続きがありません。
- あらすじ
- 二人の子を持つ母となった杏奈は、次男の頬にある大きなほくろに触れた瞬間、二十年近く前の初恋を思い出す。
高校のクラス替えで隣の席になったのは、顔に生まれつきの痣を持つ男子・佐藤周だった。図書室で過ごす放課後、同じ作家を愛する同志として少しずつ心を通わせていくうちに、杏奈は彼に想いを寄せ始める。
周りの視線も、うまく言葉にできない気持ちも、全部抱えたまま、ふたりはそっと気持ちを確かめ合うが……。
この作品の感想ノート
出来事の世代は、少し前のポケベルがあるかないかで、異なります。
誰しもが、心の中の大切な想いに鍵をかけ、それが、唐突に……。想いがあれば、あるからこそ、宝箱は私の中で
戻ることは出来ない、思い出、あの時、こうしていれば、考える事は
ただ、それらがあり、今があるのです。私もそのように捉えています。
素敵な物語を、ありがとうございました。
ネタバレいないように、原文は避けました。
是非、ご一読ください。
突然の感想ノート失礼します。
作品拝読しました。
すごく良かったです!何から語ればいいのか分かりませんが、ストーリーから言葉選び、表現力文章力すべてが光っていて完璧でした。
顔に痣を持つ周と、彼を「普通の男の子」として接しているはずなのにどこかでその痣を気にしてしまう杏奈の気持ちがよく分かって、胸が苦しくなりました。お母さんが、周がこれまで傷ついてきたこと、そんな中でも、あなたを心の内側に入れようとしたのだと諭す場面がとても好きです。
彼と並んで歩いている際に、どうしても感じてしまう好奇な視線に対して、杏奈が怒りを覚えていたという描写がありましたが、そこも周がいかに大切で彼の心に寄り添っているかが伝わってきてじんとしました。
物語の結末は、周が知らない間に遠くへ行ってしまうというもので、それもすごくリアルで現実でもこういう「どうしようもない別れ」があるな、と感じました。
それでも、二人で一緒に過ごした時間を忘れずに互いの人生を歩んでいこうとしている杏奈の強い気持ちに心惹かれずにはいられませんでした。
素敵な感想をありがとうございました。
コンテスト、良い結果につながることを祈っています!
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