両手を伸ばしてよ それはきっと透明の宝石

BL

両手を伸ばしてよ それはきっと透明の宝石
作品番号
1778329
最終更新
2026/03/27
総文字数
8,382
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
1
「俺のこと、嫌いでしょ。
 でも君は今から、手を繋いで、俺の家に来て、このエビチリと餃子を食べながら呑んで、キスして、セックスする。
 で、俺がゆうきくんの空っぽを満たせるものを、ここに詰めてあげる」

 とん、と人差し指で、左胸のあたりを軽く突かれる。
 心臓の鼓動が、指先を通して向こう側にまで伝わってしまいそうで怖かった。

 一番、関わってはいけない人だ。

 こういう男が一番危なくて、一度ハマれば二度と抜け出せなくなる。
 一瞬の火遊びのつもりで、日常そのものを焼き尽くされてしまう。

 そう、分かっているのに。
 警告を鳴らす脳の片隅で、別の自分がその熱を求めていた。
あらすじ
大学に必ず一人は居る、派手で、奔放で。関われば最後は絶対に捨てられると直感してしまうような危ない先輩。

近づけば傷つくのは目に見えている。ろくな結末にならないことも、ちゃんと分かっている。

それでも、なぜか目で追ってしまう。

軽くて、掴みどころがなくて。消えた後もじわりと苦みが残る、香水みたいな人。

そんな、「認めたくないのにどうしようもない恋」のはじまり。読み切り短編です。

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