2
山が見えはじめ、自然の気配が大きく滲み出てきていた景色の中を歩く途中、杉林が両脇に迫る単調な上り坂が、唐突に右へ大きくカーブした。そのカーブを曲がり切った瞬間、視界が一気に拓ける。
『道の駅・深山の里』
背後にそびえる深い山並みを借景にしたその建物は、周囲の景観に溶け込むように、地元産の杉材をふんだんに使った重厚な造りをしていた。なによりも目を引くのは、幾重にも重なり合った巨大な切妻屋根だ。鋭い三角形を描くその屋根は、まるで山脈の稜線を模したかのように空を切り裂き、鈍い銀色に光る瓦が陽光を撥ね返している。
建物の周囲を取り囲む広いウッドデッキからは、醤油が焦げる香ばしい匂いや、揚げたてのコロッケの香りが熱風に乗って漂ってきた。軒先には「氷」や「特産・鮎塩焼き」と染め抜かれた色とりどりの幟旗が、乾いた音を立てて激しくはためいている。
道路を移動している途中、交通量はそれなりにあった。自分たちも、車を運転できるようになれば、こういう場所にドライブに来るといいのかもしれない。
追い越していった車が、すべてここに吸い込まれたわけではあるまいが、駐車場にずらりと並んだ車のフロントガラスが鏡のように光を反射し、ドアを閉める硬い音や、大型バイクのアイドリングの低い唸りなどが辺りに響いていた。
ソフトクリームを頬張って走り回る子供たちや、スマートフォンの画面を見せ合って談笑するツーリング客。そこにあるのは、呪いや影とは無縁の、あまりにも無防備な日常だった。
「アイス食いてえな。なあ、ソウスケはなにが食いたい?」
自分たちは怪異に抗っているのだ。その渦中にいて、なにを呑気に食べ物の話などをしているのか。——いや、そうでもしないと気が持たないのだ。こんな状況のなかでも、おれたちはまだ日常と繋がっている。そんなふうに思わないと、怪異にやられるより先にどうにかなってしまいそうだ。
蒼介はごくりと唾を飲み込んで、ぼんやりと店舗を眺めている。夏の大会が終わって……というよりは終わらされて、ひと息つけるタイミングで親友と小旅行に来たわけではないのだ。でも腹は減っている。こんなときにも食欲はある自分が、なんだか可笑しかった。
「……うどん」
「なんだ、そんなのでいいのか。じゃあ、おれが奢ってやるよ!」
「奢るって……金、持ってんのかよ」
「へへーん。実はな、実園さんに少し持たせてもらったんだよ。『修行』に行くんだからこれくらい持っていけってな」
昂輝は、自身のポケットをポンと叩いて見せた。二人はウッドデッキを通り、自動ドアを抜けて建物の中へと足を踏み入れた。冷房の効いた室内は、外のうだるような熱気が嘘のように涼しい。
フードコートの券売機の前で、昂輝が迷わず『肉うどん』のボタンを押した。 「……コウキ、俺は普通のうどんでいいって」
「ダメだ。肉だ。肉を食って血を作れ。おまえの熱が足りねえから、影が調子に乗るんだよ」
昂輝は強引に食券を注文口へ出すと、蒼介を促して一番隅の、人目につきにくいテーブル席へと向かった。
「ここならマサも見えるだろ」
店内に入れないマサフミは、駐車場の隅のポールにリードを括りつけてある。伏せの姿勢で、道行くひとを眺めている様子がみえた。
「……なあ、コウキ。みんな、普通に笑ってるな」
蒼介は、隣のテーブルでソフトクリームを分け合っている親子を、ぼんやりと眺めた。
「ああ。そりゃそうだろ。ここはそういう場所だ」
「俺も……昨日までは、あっち側にいたんだよな」
昂輝は、何も答えなかった。どう返せばいいか分からなかったのだ。そのタイミングで料理が出来上がったようで、昂輝は誤魔化すかのように席を立った。
昂輝が持ってきた湯気を立てるうどんからは、鰹出汁の濃い香りと、甘辛く煮付けられた牛肉の匂いが立ち上る。
「ほら、熱いうちに食え」
昂輝に促され、蒼介は割り箸を割った。うどんを一口、啜る。喉を通る熱さは感じた。しかし、舌の上で踊るはずの出汁の旨みも、肉の脂の甘みも、驚くほど平坦だった。まるで、ただの温かい粘土を噛んでいるかのような感覚。
「……どうだ、うめえか?」
昂輝が心配そうに覗き込んでくる。
「……ああ。あったかいよ」
嘘はつかなかった。ただ、「味がしない」という事実は、喉の奥に押し込んだ。
早々に食事を終えた二人は、マサフミを引き取って道の駅を後にしようとした。
「真壁じゃん!」
ふいに背後からとんできたその声に、昂輝たちはぎくりと立ち止まった。振り返ると、駐車場の端、派手なステッカーの貼られた黒いミニバンのそばに、三人の若者が立っていた。鏑木、東海、大北という名のクラスメイトたちだ。いつも仲良く三人でつるんでいるイメージがある。彼らは一様に首からタオルをかけ、手には炭酸飲料のボトル。日焼けした肌と、夏休みを謳歌していることを隠そうともしない楽しそうな笑顔。
「こんなところで何してんの? 犬の……散歩にしては遠すぎるよな」
中心にいた鏑木が、つかつかと近づいてくる。ほかの二人もそれに着いてきた。
「……おう。ちょっとな。パルクールのいいスポットがあるって聞いてよ。夏休みだし、蒼介と一緒に来たんだ」
昂輝の声は、いつもの軽口を模倣しようとして、わずかに震えていた。駆けてきた少年たちは、昂輝の不自然な態度には気づかず、その視線を昂輝の背後にいる蒼介へと向けた。
「じゃあ、キミがそうすけくん?」
鏑木の放った言葉に、昂輝も蒼介も、大きく目を見開いて絶句した。
その場に、刺すような沈黙が降りた。周りの喧騒が耳鳴りのように響く中、昂輝は自分の耳を疑った。
(……今、なんて言った?)
鏑木も東海も、大北もおなじ学年だ。クラスこそ違えど、昨日の今日まで『永和高校野球部のエース、佐野蒼介』を知らない同級生など一人もいないはずだった。ましてや、昨日の準決勝で活躍していた男だ。だが、目の前の鏑木たちは、初対面の相手に向けるような、無邪気で、どこか遠慮のない好奇心の入り混じった視線を蒼介に投げている。
「……鏑木。おまえ、なに言ってんだよ」
昂輝の声は、喉の奥でひきつった。「佐野だよ。蒼介だよ。昨日、野球部の準決勝で投げてた……」
「え? ああ、昨日ね。真壁も応援しに行ったのか? オレたちも暇だったから観に行ったぜ。残念だったけど、試合すごかったよなあ」
鏑木は屈託なく笑い、隣の東海と顔を見合わせた。「でもピッチャーって、河東ってヤツだったよな? え? じゃあサノくんは相手校のピッチャー?」
河東。その名を聞いて、蒼介はぎゅっとこぶしを握りしめた。一年下の後輩だ。二年生ながら、蒼介とポジション争いの末、控えのピッチャーとしてベンチに座っていた。
「なんかよく分かんねえけど、真壁の中学の時の友達とかかと思ったわ。はじめまして、な。俺、東海」
『はじめまして』
その言葉が、鋭い刃となって蒼介の胸を貫いた。昨日、スタンドから「佐野! 頼むぞ!」と声を枯らして応援していたのは、彼らだったのではないか。廊下ですれ違ったり、何なら一度ならず言葉を交わしたこともあるのに、その事実が抹消されている?
「……あ、……ああ。……さっ、佐野、蒼介です」
蒼介は、動揺のあまり声が激しく上ずって、どもってしまった。自分の名前を名乗ることさえ、今はひどく恐ろしい。
「なんだ、やっぱ初対面じゃん」
鏑木がガハハと笑い、無造作に蒼介の肩に手を置こうとした。
「触るなっ!」
昂輝が、弾かれたようにその手を払い除けた。鏑木が目を丸くしている。「……っ、わりい。こいつ、今、熱中症ぎみでさ。あんまり刺激したくねえんだ」
昂輝は、蒼介の腕を強引に引き寄せ、自分の身体に密着させた。
「なんだよ、真壁。相変わらずガードが固いなあ」
鏑木たちは、昂輝の異常な形相に少しだけ引き気味になりながらも、再び笑い声を上げた。「じゃあな。熱中症、気をつけろよ、キミ……えっと、サノくんだっけ? お大事にな!」
ミニバンのスライドドアが閉まり、マフラーの重低音が駐車場を震わせて遠ざかっていく。昂輝は、彼らが見えなくなるまで蒼介の腕を離さなかった。
「……コウキ」
蒼介が、震える唇で呟いた。「あいつら、俺のこと、わかってなかったな」
「きっとドッキリかなんかだろ。夏休みに学校外でおれたちを見かけて、蒼介に初対面のフリをしたら、おまえはどんな反応をするかって。案外、あいつらなりにおまえを元気づけようと……」
「ちがう!」
蒼介は、昂輝の言葉を遮って叫んだ。にやけていた昂輝の表情が固まる。
「俺の気を紛らわせるようなそんな嘘、つかなくていいから」
そう言って蒼介は、ぷいっとそっぽを向いてスタスタと歩き出した。
「おい、待てって!」
昂輝がマサフミと共に後を追うが、歩みを止める気配はない。早足に駐車場を横切って、道の駅の敷地外へと出ていった。
山が見えはじめ、自然の気配が大きく滲み出てきていた景色の中を歩く途中、杉林が両脇に迫る単調な上り坂が、唐突に右へ大きくカーブした。そのカーブを曲がり切った瞬間、視界が一気に拓ける。
『道の駅・深山の里』
背後にそびえる深い山並みを借景にしたその建物は、周囲の景観に溶け込むように、地元産の杉材をふんだんに使った重厚な造りをしていた。なによりも目を引くのは、幾重にも重なり合った巨大な切妻屋根だ。鋭い三角形を描くその屋根は、まるで山脈の稜線を模したかのように空を切り裂き、鈍い銀色に光る瓦が陽光を撥ね返している。
建物の周囲を取り囲む広いウッドデッキからは、醤油が焦げる香ばしい匂いや、揚げたてのコロッケの香りが熱風に乗って漂ってきた。軒先には「氷」や「特産・鮎塩焼き」と染め抜かれた色とりどりの幟旗が、乾いた音を立てて激しくはためいている。
道路を移動している途中、交通量はそれなりにあった。自分たちも、車を運転できるようになれば、こういう場所にドライブに来るといいのかもしれない。
追い越していった車が、すべてここに吸い込まれたわけではあるまいが、駐車場にずらりと並んだ車のフロントガラスが鏡のように光を反射し、ドアを閉める硬い音や、大型バイクのアイドリングの低い唸りなどが辺りに響いていた。
ソフトクリームを頬張って走り回る子供たちや、スマートフォンの画面を見せ合って談笑するツーリング客。そこにあるのは、呪いや影とは無縁の、あまりにも無防備な日常だった。
「アイス食いてえな。なあ、ソウスケはなにが食いたい?」
自分たちは怪異に抗っているのだ。その渦中にいて、なにを呑気に食べ物の話などをしているのか。——いや、そうでもしないと気が持たないのだ。こんな状況のなかでも、おれたちはまだ日常と繋がっている。そんなふうに思わないと、怪異にやられるより先にどうにかなってしまいそうだ。
蒼介はごくりと唾を飲み込んで、ぼんやりと店舗を眺めている。夏の大会が終わって……というよりは終わらされて、ひと息つけるタイミングで親友と小旅行に来たわけではないのだ。でも腹は減っている。こんなときにも食欲はある自分が、なんだか可笑しかった。
「……うどん」
「なんだ、そんなのでいいのか。じゃあ、おれが奢ってやるよ!」
「奢るって……金、持ってんのかよ」
「へへーん。実はな、実園さんに少し持たせてもらったんだよ。『修行』に行くんだからこれくらい持っていけってな」
昂輝は、自身のポケットをポンと叩いて見せた。二人はウッドデッキを通り、自動ドアを抜けて建物の中へと足を踏み入れた。冷房の効いた室内は、外のうだるような熱気が嘘のように涼しい。
フードコートの券売機の前で、昂輝が迷わず『肉うどん』のボタンを押した。 「……コウキ、俺は普通のうどんでいいって」
「ダメだ。肉だ。肉を食って血を作れ。おまえの熱が足りねえから、影が調子に乗るんだよ」
昂輝は強引に食券を注文口へ出すと、蒼介を促して一番隅の、人目につきにくいテーブル席へと向かった。
「ここならマサも見えるだろ」
店内に入れないマサフミは、駐車場の隅のポールにリードを括りつけてある。伏せの姿勢で、道行くひとを眺めている様子がみえた。
「……なあ、コウキ。みんな、普通に笑ってるな」
蒼介は、隣のテーブルでソフトクリームを分け合っている親子を、ぼんやりと眺めた。
「ああ。そりゃそうだろ。ここはそういう場所だ」
「俺も……昨日までは、あっち側にいたんだよな」
昂輝は、何も答えなかった。どう返せばいいか分からなかったのだ。そのタイミングで料理が出来上がったようで、昂輝は誤魔化すかのように席を立った。
昂輝が持ってきた湯気を立てるうどんからは、鰹出汁の濃い香りと、甘辛く煮付けられた牛肉の匂いが立ち上る。
「ほら、熱いうちに食え」
昂輝に促され、蒼介は割り箸を割った。うどんを一口、啜る。喉を通る熱さは感じた。しかし、舌の上で踊るはずの出汁の旨みも、肉の脂の甘みも、驚くほど平坦だった。まるで、ただの温かい粘土を噛んでいるかのような感覚。
「……どうだ、うめえか?」
昂輝が心配そうに覗き込んでくる。
「……ああ。あったかいよ」
嘘はつかなかった。ただ、「味がしない」という事実は、喉の奥に押し込んだ。
早々に食事を終えた二人は、マサフミを引き取って道の駅を後にしようとした。
「真壁じゃん!」
ふいに背後からとんできたその声に、昂輝たちはぎくりと立ち止まった。振り返ると、駐車場の端、派手なステッカーの貼られた黒いミニバンのそばに、三人の若者が立っていた。鏑木、東海、大北という名のクラスメイトたちだ。いつも仲良く三人でつるんでいるイメージがある。彼らは一様に首からタオルをかけ、手には炭酸飲料のボトル。日焼けした肌と、夏休みを謳歌していることを隠そうともしない楽しそうな笑顔。
「こんなところで何してんの? 犬の……散歩にしては遠すぎるよな」
中心にいた鏑木が、つかつかと近づいてくる。ほかの二人もそれに着いてきた。
「……おう。ちょっとな。パルクールのいいスポットがあるって聞いてよ。夏休みだし、蒼介と一緒に来たんだ」
昂輝の声は、いつもの軽口を模倣しようとして、わずかに震えていた。駆けてきた少年たちは、昂輝の不自然な態度には気づかず、その視線を昂輝の背後にいる蒼介へと向けた。
「じゃあ、キミがそうすけくん?」
鏑木の放った言葉に、昂輝も蒼介も、大きく目を見開いて絶句した。
その場に、刺すような沈黙が降りた。周りの喧騒が耳鳴りのように響く中、昂輝は自分の耳を疑った。
(……今、なんて言った?)
鏑木も東海も、大北もおなじ学年だ。クラスこそ違えど、昨日の今日まで『永和高校野球部のエース、佐野蒼介』を知らない同級生など一人もいないはずだった。ましてや、昨日の準決勝で活躍していた男だ。だが、目の前の鏑木たちは、初対面の相手に向けるような、無邪気で、どこか遠慮のない好奇心の入り混じった視線を蒼介に投げている。
「……鏑木。おまえ、なに言ってんだよ」
昂輝の声は、喉の奥でひきつった。「佐野だよ。蒼介だよ。昨日、野球部の準決勝で投げてた……」
「え? ああ、昨日ね。真壁も応援しに行ったのか? オレたちも暇だったから観に行ったぜ。残念だったけど、試合すごかったよなあ」
鏑木は屈託なく笑い、隣の東海と顔を見合わせた。「でもピッチャーって、河東ってヤツだったよな? え? じゃあサノくんは相手校のピッチャー?」
河東。その名を聞いて、蒼介はぎゅっとこぶしを握りしめた。一年下の後輩だ。二年生ながら、蒼介とポジション争いの末、控えのピッチャーとしてベンチに座っていた。
「なんかよく分かんねえけど、真壁の中学の時の友達とかかと思ったわ。はじめまして、な。俺、東海」
『はじめまして』
その言葉が、鋭い刃となって蒼介の胸を貫いた。昨日、スタンドから「佐野! 頼むぞ!」と声を枯らして応援していたのは、彼らだったのではないか。廊下ですれ違ったり、何なら一度ならず言葉を交わしたこともあるのに、その事実が抹消されている?
「……あ、……ああ。……さっ、佐野、蒼介です」
蒼介は、動揺のあまり声が激しく上ずって、どもってしまった。自分の名前を名乗ることさえ、今はひどく恐ろしい。
「なんだ、やっぱ初対面じゃん」
鏑木がガハハと笑い、無造作に蒼介の肩に手を置こうとした。
「触るなっ!」
昂輝が、弾かれたようにその手を払い除けた。鏑木が目を丸くしている。「……っ、わりい。こいつ、今、熱中症ぎみでさ。あんまり刺激したくねえんだ」
昂輝は、蒼介の腕を強引に引き寄せ、自分の身体に密着させた。
「なんだよ、真壁。相変わらずガードが固いなあ」
鏑木たちは、昂輝の異常な形相に少しだけ引き気味になりながらも、再び笑い声を上げた。「じゃあな。熱中症、気をつけろよ、キミ……えっと、サノくんだっけ? お大事にな!」
ミニバンのスライドドアが閉まり、マフラーの重低音が駐車場を震わせて遠ざかっていく。昂輝は、彼らが見えなくなるまで蒼介の腕を離さなかった。
「……コウキ」
蒼介が、震える唇で呟いた。「あいつら、俺のこと、わかってなかったな」
「きっとドッキリかなんかだろ。夏休みに学校外でおれたちを見かけて、蒼介に初対面のフリをしたら、おまえはどんな反応をするかって。案外、あいつらなりにおまえを元気づけようと……」
「ちがう!」
蒼介は、昂輝の言葉を遮って叫んだ。にやけていた昂輝の表情が固まる。
「俺の気を紛らわせるようなそんな嘘、つかなくていいから」
そう言って蒼介は、ぷいっとそっぽを向いてスタスタと歩き出した。
「おい、待てって!」
昂輝がマサフミと共に後を追うが、歩みを止める気配はない。早足に駐車場を横切って、道の駅の敷地外へと出ていった。



