いつになく肩を落として家に帰ってスマホを開いたら、いつものホーム画面とは違った。
「…俺…?」
本来ならアメリカ代表、**選手のダンクシュートの待ち受けのはずなのに。
このスマホの待ち受けは明らかに俺がバスケをしているところだ。
「間違えた…?」
1番初めに思いついたのは、俺が誰かのスマホを間違えて持ってきてしまったということだ。
でも、それだと俺のスマホとこのスマホの2台がないとおかしいか。
ということは…
「入れ替わった…?」
今日いたのは基本屋上、会ったのは
「成瀬くん…」
今日話したのは成瀬くんしかいない。
つまりこれは成瀬くんのスマホ…?待ち受けが…俺?
全く状況が掴めない俺は明日聞いてみることにした。もしかして、その、もしかしての期待を込めて今日は眠った。
*
「俺のこと好きなの?」
スマホ取り違えの次の日、俺は案外冷静になっていた。
目の前にあの成瀬くんがいるというのに。なんでこんなにそっけない態度をしてしまうんだろう。
というか、怯えてる?流石に先輩に呼び出されたら怖いのか。スマホの待ち受け画面を俺が見てしまったから怯えているのか…
「あ、はい、そりゃもちろん大好きですよ。最推しですから。」
最推し…??
長年の俺の恋は、今どうなった?確かに、成瀬くんの口から「大好き」という言葉を聞いた。『最推し』というおまけ付きで。
推しって、その、アイドルとかキャラクターとかだよな…
俺の好きと成瀬くんの好きは…違う。
成瀬くんが俺のことを好きかもしれないなんて、そんなこと絶対ないと思ってたけど、まさかの俺を『最推し』として追っていてくれたみたいだ。
そんな、夢見たいな。
まだ言わない。俺のこの気持ちは、まだ言えない。
成瀬くんのことをもっと知らないといけない。俺のこと、もっと知ってもらわないといけない。
この数日後、俺と成瀬くんの推し活が始まった。
推し。
成瀬くんが俺を推しとして見てくれるうちは、成瀬くんは俺だけを見ている。
他の誰でもなく、俺をただひたすらに…
「…俺…?」
本来ならアメリカ代表、**選手のダンクシュートの待ち受けのはずなのに。
このスマホの待ち受けは明らかに俺がバスケをしているところだ。
「間違えた…?」
1番初めに思いついたのは、俺が誰かのスマホを間違えて持ってきてしまったということだ。
でも、それだと俺のスマホとこのスマホの2台がないとおかしいか。
ということは…
「入れ替わった…?」
今日いたのは基本屋上、会ったのは
「成瀬くん…」
今日話したのは成瀬くんしかいない。
つまりこれは成瀬くんのスマホ…?待ち受けが…俺?
全く状況が掴めない俺は明日聞いてみることにした。もしかして、その、もしかしての期待を込めて今日は眠った。
*
「俺のこと好きなの?」
スマホ取り違えの次の日、俺は案外冷静になっていた。
目の前にあの成瀬くんがいるというのに。なんでこんなにそっけない態度をしてしまうんだろう。
というか、怯えてる?流石に先輩に呼び出されたら怖いのか。スマホの待ち受け画面を俺が見てしまったから怯えているのか…
「あ、はい、そりゃもちろん大好きですよ。最推しですから。」
最推し…??
長年の俺の恋は、今どうなった?確かに、成瀬くんの口から「大好き」という言葉を聞いた。『最推し』というおまけ付きで。
推しって、その、アイドルとかキャラクターとかだよな…
俺の好きと成瀬くんの好きは…違う。
成瀬くんが俺のことを好きかもしれないなんて、そんなこと絶対ないと思ってたけど、まさかの俺を『最推し』として追っていてくれたみたいだ。
そんな、夢見たいな。
まだ言わない。俺のこの気持ちは、まだ言えない。
成瀬くんのことをもっと知らないといけない。俺のこと、もっと知ってもらわないといけない。
この数日後、俺と成瀬くんの推し活が始まった。
推し。
成瀬くんが俺を推しとして見てくれるうちは、成瀬くんは俺だけを見ている。
他の誰でもなく、俺をただひたすらに…

