されるポンポンという冷たい感触。振り直すたびに、二人の「善意」がいかに薄っぺらな自己満足かが露呈していく。 「・・・そやさかい、なんで俺らが自分の情けなさを白状させられなあかんねん」 無無の声から勢いが消え、三途の川の静寂に二人の虚しさが溶けていった。 「ふぅ・・・これでええんやな」 在山が憔悴しきった顔で笑った。「じゃあ、約束通り闇をください」
二人は手のひらを上にして待つ。
闇売は静かに告げた。
「闇エピソードは、良い行いを発表した瞬間に、おふたりの思考回路にダイレクトインストールしました」
「脳に!?」
頭の奥に冷たい針が刺さるような刺激が走った。
「インストール・・・って、何やそれ。怖いなあ・・・」
無無も小さく震えながら声を漏らす。脳内の溝のすみずみまで、見たこともない暗色が音もなく浸透していく感覚だった。
在山はこめかみを押さえ、残る痺れを確かめるように目を細めた。
二人は手のひらを上にして待つ。
闇売は静かに告げた。
「闇エピソードは、良い行いを発表した瞬間に、おふたりの思考回路にダイレクトインストールしました」
「脳に!?」
頭の奥に冷たい針が刺さるような刺激が走った。
「インストール・・・って、何やそれ。怖いなあ・・・」
無無も小さく震えながら声を漏らす。脳内の溝のすみずみまで、見たこともない暗色が音もなく浸透していく感覚だった。
在山はこめかみを押さえ、残る痺れを確かめるように目を細めた。
