一息ついたところで、私は改めて、本題に入った。
「次の課題は、新しい料理なんだけど、いくつか出したいものがあるわね。その宣言方法なんだけど、魔道具を用いて、テレビ番組を放送したらいいんじゃないかなと思うの」
「テレビ番組を?」
私の言いたいことが分からなくて、アリスは首をかしげる。
「大精霊はね、自分と同じ属性の眷属(精霊)を生み出すことができる。しかも、現代知識があるからか、私は『日本にあるものを具現化した存在』を呼び出せるの。『お掃除ロボットのような容姿の精霊さん』や『テレビの精霊さん』とかね」
「えっ? 日本にあるものを具現化した精霊を呼び出せるの?」
「うん。物質変化に近いものがあるかな! テレビの精霊さんは、テレビを精霊として具現化させたような感じね」
アリスの問いかけに、私は堂々と胸を張る。
規格外なのは私だけではない。
11人の私は、誰もがチートな能力を持っている。
全員がそろえば、恐らく世界そのものを揺るがすことになるだろう。
「だから、時間はかかるけれど、テレビの精霊さんをもとにした『魔道テレビ』をいろいろな場所に配置して……。あとは受信用の魔道具を使って、電波を受信すれば、世界各地に『私たちだけの特別な番組』を放送することができるの!」
「……すごい! すごいわ! これはとてつもない可能性を秘めた力ね! 村の紹介や食レポとかしたら、盛り上がりそう!」
日本の料理を堪能できると知って、アリスは歓喜する。
アリスの前世は、私と同じ人物の女の子、日本人の高校一年生だ。
これまで食堂で、日本の料理を披露したことはあったんだろう。
だが、異世界『アルトクラン』には、食材や調味料などが足りない。
砂糖、醤油など。
日本にあるものが、この世界にはないのだ。
作りたくても、作れなかったものもあるのだろう。
でも、私の精霊の力を使えば、その問題を解決することができる。
私が、この村に来た意味はちゃんとあったのだ。
この世界の料理は、転生の間で食べたことがある。
味やクオリティの差は、想像に難しくない。
「魔道具は、サフランくんにお願いしたらいいかな」
魔道具は、この世界の生活で必要不可欠な道具だ。
生活のあらゆる場面で、魔道具が活躍しており、重宝されている。
サフランくんは、この村で唯一の魔道具工房を営んでいる。
以前、ルージュ王国の魔道具師ギルドで働いていたみたいだし、腕は確かだ。
でも、ギルドでは身分差が影響にして、肩身の狭い思いをしたようだ。
仕事を押しつけられた結果、無理やり工房を追い出されてしまったらしい。
「次の課題は、新しい料理なんだけど、いくつか出したいものがあるわね。その宣言方法なんだけど、魔道具を用いて、テレビ番組を放送したらいいんじゃないかなと思うの」
「テレビ番組を?」
私の言いたいことが分からなくて、アリスは首をかしげる。
「大精霊はね、自分と同じ属性の眷属(精霊)を生み出すことができる。しかも、現代知識があるからか、私は『日本にあるものを具現化した存在』を呼び出せるの。『お掃除ロボットのような容姿の精霊さん』や『テレビの精霊さん』とかね」
「えっ? 日本にあるものを具現化した精霊を呼び出せるの?」
「うん。物質変化に近いものがあるかな! テレビの精霊さんは、テレビを精霊として具現化させたような感じね」
アリスの問いかけに、私は堂々と胸を張る。
規格外なのは私だけではない。
11人の私は、誰もがチートな能力を持っている。
全員がそろえば、恐らく世界そのものを揺るがすことになるだろう。
「だから、時間はかかるけれど、テレビの精霊さんをもとにした『魔道テレビ』をいろいろな場所に配置して……。あとは受信用の魔道具を使って、電波を受信すれば、世界各地に『私たちだけの特別な番組』を放送することができるの!」
「……すごい! すごいわ! これはとてつもない可能性を秘めた力ね! 村の紹介や食レポとかしたら、盛り上がりそう!」
日本の料理を堪能できると知って、アリスは歓喜する。
アリスの前世は、私と同じ人物の女の子、日本人の高校一年生だ。
これまで食堂で、日本の料理を披露したことはあったんだろう。
だが、異世界『アルトクラン』には、食材や調味料などが足りない。
砂糖、醤油など。
日本にあるものが、この世界にはないのだ。
作りたくても、作れなかったものもあるのだろう。
でも、私の精霊の力を使えば、その問題を解決することができる。
私が、この村に来た意味はちゃんとあったのだ。
この世界の料理は、転生の間で食べたことがある。
味やクオリティの差は、想像に難しくない。
「魔道具は、サフランくんにお願いしたらいいかな」
魔道具は、この世界の生活で必要不可欠な道具だ。
生活のあらゆる場面で、魔道具が活躍しており、重宝されている。
サフランくんは、この村で唯一の魔道具工房を営んでいる。
以前、ルージュ王国の魔道具師ギルドで働いていたみたいだし、腕は確かだ。
でも、ギルドでは身分差が影響にして、肩身の狭い思いをしたようだ。
仕事を押しつけられた結果、無理やり工房を追い出されてしまったらしい。



