「私の契約主はアウリス・リネット。主のために力を尽くすのは精霊の役目。だから、お店のお手伝いをしたいの!」
「……アウリ、ありがとう」
満面の笑みと一緒に放たれたアリスの言葉を、私は胸に抱きしめた。
その光景を目の当たりしたサフランくんは、観念したようにため息を吐いた。
「聖女のアリスと大精霊のアウリ様がいるお店か。こりゃ、とんでもない食堂になりそうだな」
「聖女様と大精霊様がいる食堂か……。めずらしい料理が食べられそうだ! もし、男手が必要な時は、いつでも呼んでおくれよ!」
「村のみんなが交代で通えば、ひとまず閉店はないよな!」
サフランくんたちの温かい言葉の数々に、私たちはほっと胸をなで下ろす。
「でも、王族や貴族の人たちが、アウリ様を狙ってきそうだよな」
サフランくんの声には、どことなく緊張感があり、空気が塗り替えられる。
大精霊の加護は、ラトレ村にとって恩恵であるけれど、国の脅威になりうるものだ。
下手をすれば、私は国の管理下に置かれるかもしれない。
それでも、私はありったけの意志を込めて宣言した。
「もし来ても、私たちの力で返り討ちするので大丈夫ですよ」
「二人とも頼もしいな」
「はははっ、聖女様と大精霊様か。こりゃ、王族や貴族の奴らも、うかつに手出しはできないな!」
村の人たちの笑い声に、何とはなしに心が弾む。
村特有の団結感がまぶしい。
聖女と大精霊が協力して作る、めずらしい料理。
確かに、いいアイデアだと思う。
素敵な予感に、足取りまでもが軽くなった。
ジルハルト殿下からの妨害が気がかりだけど、お店のために、私なりにできることをしていきたいと思った。
「……アウリ、ありがとう」
満面の笑みと一緒に放たれたアリスの言葉を、私は胸に抱きしめた。
その光景を目の当たりしたサフランくんは、観念したようにため息を吐いた。
「聖女のアリスと大精霊のアウリ様がいるお店か。こりゃ、とんでもない食堂になりそうだな」
「聖女様と大精霊様がいる食堂か……。めずらしい料理が食べられそうだ! もし、男手が必要な時は、いつでも呼んでおくれよ!」
「村のみんなが交代で通えば、ひとまず閉店はないよな!」
サフランくんたちの温かい言葉の数々に、私たちはほっと胸をなで下ろす。
「でも、王族や貴族の人たちが、アウリ様を狙ってきそうだよな」
サフランくんの声には、どことなく緊張感があり、空気が塗り替えられる。
大精霊の加護は、ラトレ村にとって恩恵であるけれど、国の脅威になりうるものだ。
下手をすれば、私は国の管理下に置かれるかもしれない。
それでも、私はありったけの意志を込めて宣言した。
「もし来ても、私たちの力で返り討ちするので大丈夫ですよ」
「二人とも頼もしいな」
「はははっ、聖女様と大精霊様か。こりゃ、王族や貴族の奴らも、うかつに手出しはできないな!」
村の人たちの笑い声に、何とはなしに心が弾む。
村特有の団結感がまぶしい。
聖女と大精霊が協力して作る、めずらしい料理。
確かに、いいアイデアだと思う。
素敵な予感に、足取りまでもが軽くなった。
ジルハルト殿下からの妨害が気がかりだけど、お店のために、私なりにできることをしていきたいと思った。



