宇佐美の視線が、俺の身体をゆっくりと這うように下りていく。
白いフリルのついたエプロン。
そして、ありえないほど短いスカートから伸びた、自身の足。
「見るなよ……!分かってるから!もっと似合いそうな子に着てもらうよ。悪かったな。汚いものみせて」
「そうじゃない」
するとグイッ、と顎を持ち上げられれ、強制的に宇佐美と視線が絡んだ。
「かわいすぎる」
「……はぁ?」
「その恰好で外に出て、他のやつらにジロジロ見られるのが我慢ならないって言ってるんです」
こ、こいつ……。
もしかして働きすぎて目がおかしくなったんじゃ……。
「う、宇佐美……お前、もう少し休んだ方がいいぞ」
「?」
宇佐美はよくわからないとでも言いたげな顔をしていた。
文化祭の準備が忙しすぎておかしくなってしまったんだ……。
俺がもっと頑張らないと。
すると。
ーーコンコン。
ノックの音が響いた。


