生徒会長と秘密の契約


恥ずかしすぎる。

宇佐美は俺を見て固まったまま。
そして信じられないとでも言いたげな顔をして言った。

「どうしたんですか、その恰好」

「あ、いや……1年の子がクラスの方に行かなきゃいけないらしくて衣装渡されて……その、だな」

ああもう……!
なんだこの羞恥プレイは!

「ダメです」
「えっ」

「それで店に出るなんてよくないです」

よ、よくないって!
そんなの俺が一番わかってる!

ゴツくて固い男の足なんて誰もみたくないし、とにかく似合っていない。
でも脱ごうとしたんだから、そんなに否定しなくたっていいだろう……!

「なんでそんなの着ようとするんですか」

「なんでって……これしかなかったから!」

なんなんだよ。
そんなに突っかかってきて!

宇佐美は不機嫌そうに眉を寄せると、ズカズカと俺の方へ歩み寄ってくる。
その迫力に押され、俺はジリジリと後退った。

「な、なんだよ」
「自覚が足りないんですよ、先輩は」
「はあ?」

トン、と腰が後ろの会議机に当たった。
宇佐美は俺の目の前まで来ると、両手を机につき、逃げ場を完全に塞いだ。

「ちょっ、近いだろ……!」
「よく見てください、自分のその姿」