生徒会長と秘密の契約


「今日はゆっくり休んでください、絶対になにもしないこと。もう俺のこと困らせないで下さいね」

宇佐美の温もり、温かい。
気にかけてもらえるってこんなに嬉しいことなんだな……。

「分かった?」
「はい……」

今回は完全に、彼に諭されてしまった。
でも、初めて人に本音をぶつけることが出来た。

辛くなったら、少し肩を預けてもいい。
誰かに頼ってもいいと初めてそう思わせてくれた。

「なんです、じっと見つめて」
「いや。ありがとうって言いたくて……」

抱きしめられて、こんなにも心地良いのはなぜだろう──。