生徒会長と秘密の契約


こうして、なんとかクラスの仕事が終わり、俺はヘトヘトになりながらも、その足で生徒会室に向かった。
するともうみんな片付けをしている時間だった。

そっか、もう18時半か……。
思ったよりクラスの方の時間がかかっちゃったなあ。

「吉永、今来たのか?」

すると、学が俺の元にやってくる。

「うん、悪かったな。遅くなっちまって……」
「いや、俺も明日はクラスの方で生徒会出られないし全然いいよ。それよりなんか疲れてない?」

「えっ!全然そんなことないぞ!」

そう見えてしまったならしっかりしなければ!

「ならいいけど、無理しすぎるなよ」
「うん」

全然、まだまだいける。
少し疲れはあるけれど、これくらい寝てしまえば大丈夫だ。

一人生徒会室で作業を続けていると。

──ガチャ。
生徒会室の扉が開いた。

「あっ、」

中に入ってきたのは宇佐美だった。

「お疲れ様です。まだ残っていたんですね」

しかし、宇佐美と目が合わない。

「あ、ああ……今日はクラスの方に最初に行ってたからな。宇佐美は?」
「忘れ物を取りに」