生徒会長と秘密の契約


そう思っていると、案の定。

「生徒会喫茶やりたいです」

彼らは言った。

「生徒会喫茶!?」
「コスプレして喫茶店をするんです。面白いと思いませんか?」

コスプレって……そんなの前代未聞すぎる!
過去にそんなことをやった生徒会なんていないし、ふざけていると思われないだろうか。

「もうちょっとしっかりしたやつの方が……」
「会長、こういうのは盛り上がってなんぼですよ」

出来るだけ希望は聞いてやりたいけど、どうなんだろう。
生徒会はみんなの学校の顔としていないといけない。

もっとしっかりとした出し物を選ぶべきなんじゃないか……。
そう考えていると、宇佐美が言った。

「いいんじゃないですか?みんながやりたいというのなら……なにごとも完璧にやれば文句を言う人もいないと思いますし」

宇佐美が言うなら……。
そっか……。

前までの俺だったらすぐに却下していただろうが、やりたいって人が多いならやってみてもいいのかもしれないな。