それからご飯を食べて少しゆっくりした後、宇佐美を送り出すことになった。
今日は寂しくない1日になった。
料理を作るのも、一緒にご飯を食べてテレビを見るのも楽しかった……。
玄関のドアを開けて宇佐美を見送る。
「本当にありがとう、すごく楽しい日になったよ」
こんな日がいつまでも続けばいいのにって思ってしまった。
でも、そういうわけにはいかない。
宇佐美の親御さんだってきっと心配すると思うから。
「こんな時間までごめんな」
「いいえ、俺も幸せな時間でした。またいつでも呼んでください」
そして背中を向ける宇佐美。
寂しくて、心がジンとした。
ああ、嫌だな。
今日という日が終わってほしくなくて、ずっと宇佐美にいてほしい。
なんだか俺おかしなことしてるって分かっているのに。
「うさ、み……」
小さい声で彼のことを呼んでしまった。
なんだろう。
ずっと一緒にいたから?分からない。


