放課後の生徒会室、鍵をかけたその先で。



『大丈夫、好きじゃないって思ったらすぐに別れますから。ね?』

宇佐美と仮だけど、付き合うことになってしまった……。
とはいえなにかが変わったわけではない。

ふたりきり以外の時は、ごく普通の生徒会長と副会長だ。

「本当にすまなかった」

俺はこの日、生徒会のメンバーに今までのことを全て話して謝罪をした。
自分がしてしまった過ちと、最近の失態のこと。

赤沢の悪事についてはみんな把握していたようで、その場を宇佐美が収めることなった。

「なので、今日から唯人先輩が復帰になります」
「また心を改めて頑張ります。信用するのは難しいかもしれないけど、みんなのために尽くすから」

「なに言ってるんですか、信用してるに決まってるでしょ」
「会長ってなんでも完璧に出来るって思ってたけど、そんな人間らしいところあったんだな」

みんなの反応が怖かったけど、生徒会メンバーは受け入れてくれた。

「なんか逆に安心したつーか……」

「会長はいつも一生懸命みんなのために努力してくれてる。会長についていきたいって気持ちは変わらないよ」

みんな俺に甘い気が……。