そして生徒会の集まりの時間。
「ごめん……今度は意見箱の紙を無くしてしまった」
俺がそう伝えるとみんなが顔を見合わせた。
「最近会長大丈夫か?」
「少し休んだ方がいいんじゃない?」
「こういうミスは気を付けないと、生徒会の信頼に関わるよ」
みんなの言うことはその通りだ。
メンバーからの視線が痛い。
「本当にごめん」
そして赤沢がまたいいタイミングで生徒会室に入ってくる。
「これが、廊下に落ちていました」
「えっ」
「廊下の掃除をしていたら見つけたんです」
みんなが俺のことを見つめる。
失望の色が混じった視線。
息が詰まりそうになったその時、宇佐美が口を開いた。
「唯人先輩、あなたはしばらくの間生徒会の活動を休んで下さい」
「えっ」
「このままでは生徒会の評判を落しかねない」
「う、宇佐美……」
ハッキリと言われた言葉に俺の頭は真っ白になった。


