「お前がいないから女子がやる気出さなくてよ~俺らこき使われたんだからな」
あれ……、もしかしてここって?
看板を見てみると、そこは2年3組と書かれていた。
そうか、ここは宇佐美のクラスだったのか。
「悪いけど無理。今俺デート中だから」
「だからデートじゃないだろ!」
「ちぇっ、まあそういうと思ったけどさ」
「先輩、なに味にしますか?」
全然俺の話聞いてないし……。
「じゃあ、イチゴ味で……」
「了解です!俺はチョコバナナ」
宇佐美の友達が作ってくれている間に、俺は宇佐美に言った。
「なぁ、宇佐美。人手が足りてないならいいんだぞ?無理に俺と回らないで」
すると宇佐美は深くため息をついた。
「俺が一緒に回りたいんです。俺の時間を奪わないでください」
ま、まぁ……いいならいいんだが……。
宇佐美もきっと同級生と回った方が楽しいだろうし……それに一緒にまわりたいという女の子もたくさんいるような……。
なんだかそんな宇佐美の時間を奪ってしまうのは申し訳なく思えてくる。
ワッフルが出来るとクラスの子と話していた宇佐美が、飲み物と一緒に運んでくれた。


