思いが芽生えるのはいつも突然。それをこの世は偶然の積み重ねというのか、はたまたこの世は必然だけというのかは分からない。だけど、一つだけ分かることは、その思いは時に叶わないと悟ることも、それでも諦めないと勇気の踏み台となることも。無数の選択肢が存在する。

 推しに好意を抱くことは悪いことではない。実際、俺もあいつに惚れた。あいつの音に惚れた。あいつの表情に惚れた。
 叶わないと分かっていながらも、思いを()せていたい