言祝ぎの子 結 ー国立神役修詞高等学校ー


「ごめん巫寿ちゃん、私たちちょっと出かけてくる!」

「寝ずに待ってて下さい! 多分すぐ帰ってくるので!」


いそいそと色々と身だしなみを整えた二人が、扉へ向かいながらそんなことを言う。

寝ずに待ってて? どうして寝ちゃダメなんだろうか。


「いい!? 絶対寝ちゃダメだからね!? 今寝たら起きられないでしょ!」

神座入(かむくらい)りの前に、寝る時間設けてくれてますからそれまで我慢してください!」


念を押しながら慌ただしく出ていった二人をポカンと見送った。

一体何を企んだいるんだろう……?