映画館は、平日だったからか、すごく空いていた。
……どんな映画かは、秘密。
でも、すごく面白かった。
また、市内を散策する。
特に、変わったものはない。
至って普通の町だ。
「……葉月っ」
『雪宮……』
いつの間にか、こんな時間になっていた。
「もう。……探したんだよ、全然来ないから」
そういえば、学校に行くんだった。
と今更思い出す。
でも、ちょうど学校の近くに来ていたみたいだ。
「行こっか、葉月」
『……うん』
「最近、風邪流行ってるんだって。クラスメイトも、何人か休んでたし。気を付けないとなー。……せめて、葉月と一緒に過ごせる時は」
駅に向かう。
雪宮は、少し前を歩いていた。
ポツポツと雨が降ってきた。
カバンの中から、傘を取り出す雪宮。
徐々に雨が強くなってくる。
『……あなたが好きです』
思わず声に出してしまっていた。
「ん?なんて?なんか言った?」
ほっと胸を撫で下ろす。
良かった。
聞こえていなかったみたいだ。
『あ……。ううん。なんでもない』
「そっか……」
……俺、なんてこと言ってるんだろう。
俺がこの世から消えるまで、雪宮と一緒に行動しないといけないのに。
その関係を壊すようなこと……。
……どんな映画かは、秘密。
でも、すごく面白かった。
また、市内を散策する。
特に、変わったものはない。
至って普通の町だ。
「……葉月っ」
『雪宮……』
いつの間にか、こんな時間になっていた。
「もう。……探したんだよ、全然来ないから」
そういえば、学校に行くんだった。
と今更思い出す。
でも、ちょうど学校の近くに来ていたみたいだ。
「行こっか、葉月」
『……うん』
「最近、風邪流行ってるんだって。クラスメイトも、何人か休んでたし。気を付けないとなー。……せめて、葉月と一緒に過ごせる時は」
駅に向かう。
雪宮は、少し前を歩いていた。
ポツポツと雨が降ってきた。
カバンの中から、傘を取り出す雪宮。
徐々に雨が強くなってくる。
『……あなたが好きです』
思わず声に出してしまっていた。
「ん?なんて?なんか言った?」
ほっと胸を撫で下ろす。
良かった。
聞こえていなかったみたいだ。
『あ……。ううん。なんでもない』
「そっか……」
……俺、なんてこと言ってるんだろう。
俺がこの世から消えるまで、雪宮と一緒に行動しないといけないのに。
その関係を壊すようなこと……。



