『……葉月くん』
『梨桜さん……』
公園でぼーっとしていると、梨桜さんに声をかけられた。
『残り3日だから、思いっきり楽しもうと思ってたら、こんなところで、暗ーい顔してる葉月くん見つけちゃったから、思わず声かけちゃった』
……そうか。
梨桜さんの残りは、3日……。
『梨桜さんは、……最後、誰と過ごすんですか?』
『……私の家族と、親戚。あと、愛梨の家族。……家族ぐるみの仲だったからね、愛梨とは。……49日、みんなで集まるんだって。……私の家に』
『……でも、家族には、見えないんですよね?それって、悲しくなったり……』
『なると思うよ。しかも、いつ迎えが来るかも分からない。……途中で消えちゃうかもしれない。……でも、私は、最後をみんなと過ごしたい。……その前日には、愛梨が、芽依ちゃんとか、小学の頃の友達呼んで遊ぶらしいから、私はそれについていく』
寂しそうだけど、……楽しそう。
そんな、目をしていた。
『……ぼーっとしてたら、あっという間に過ぎちゃうんだから。もう考えときなよ。……最後を、誰と、どこで過ごすのか』
梨桜さんは、そう言って、どこかへ行ってしまう。
……最後を、誰と、どこで過ごすのか……。
『雪宮と、かなぁ……』
家族とは嫌だしなぁ。
友達と過ごすのも、向こうから自分が見えないのは嫌だし……。
『……じゃあ、どこで過ごすか……?』
どこが良いんだろう。
分からない。
それに……。
『雪宮が、その日、暇かどうかも分からないし……』
もし雪宮が無理なら、一人になるなぁ。
『梨桜さん……』
公園でぼーっとしていると、梨桜さんに声をかけられた。
『残り3日だから、思いっきり楽しもうと思ってたら、こんなところで、暗ーい顔してる葉月くん見つけちゃったから、思わず声かけちゃった』
……そうか。
梨桜さんの残りは、3日……。
『梨桜さんは、……最後、誰と過ごすんですか?』
『……私の家族と、親戚。あと、愛梨の家族。……家族ぐるみの仲だったからね、愛梨とは。……49日、みんなで集まるんだって。……私の家に』
『……でも、家族には、見えないんですよね?それって、悲しくなったり……』
『なると思うよ。しかも、いつ迎えが来るかも分からない。……途中で消えちゃうかもしれない。……でも、私は、最後をみんなと過ごしたい。……その前日には、愛梨が、芽依ちゃんとか、小学の頃の友達呼んで遊ぶらしいから、私はそれについていく』
寂しそうだけど、……楽しそう。
そんな、目をしていた。
『……ぼーっとしてたら、あっという間に過ぎちゃうんだから。もう考えときなよ。……最後を、誰と、どこで過ごすのか』
梨桜さんは、そう言って、どこかへ行ってしまう。
……最後を、誰と、どこで過ごすのか……。
『雪宮と、かなぁ……』
家族とは嫌だしなぁ。
友達と過ごすのも、向こうから自分が見えないのは嫌だし……。
『……じゃあ、どこで過ごすか……?』
どこが良いんだろう。
分からない。
それに……。
『雪宮が、その日、暇かどうかも分からないし……』
もし雪宮が無理なら、一人になるなぁ。



