ただ、君に笑っていてほしかった。~30日の奇跡と、空白の19日の秘密~

葉月(はづき)?おはよう」
『お、おはよう』
「珍しいね。この公園にいるなんて」
『あー……。うん、まあ、なんとなく?』
 俺は、寝起きで意識がぼんやりとしたまま、雪宮(ゆきみや)の家の近くの公園に来ていたらしい。