『昨日の言葉……俺は、本気だから。しっかり考えてみてほしい』
隼人にそんな言葉を放たれてから3日が経った。
その間に隼人に会うことはなかったけれど、あの時言われた言葉はいつまでも俺の心に残っていた。
「はぁ……」
どうしたらいいものか……俺には分からない。
一度落ちたフリでもして隼人の気が済むのを待つか?
いやいや、なんで俺がそんなことに付き合ってやらないといけないんだ!
俺は今、バイト中。
隼人のことなんかどうでもいい。
バイトに集中するんだ!
そんなことを思いながら接客していた時。
「いらっしゃいませー」
ドアベルが鳴り、俺が顔を上げると、見慣れた顔がニヤニヤしながら立っていた。
「おっ、やってんねぇ陽」
「げっ……篠原!」
大学の友人篠原がやってきた。
「来るなって言っただろ!」
コイツは先日どこのカフェでバイトしてるのかと聞いてきた。
めんどくせぇから黙っていようと思ったが、篠原だけならいいかと近くでバイトをしてることを言ってしまった。
「来るなはフリだろう?」
フリなわけねぇだろう!
まじで来てほしくなかった……。
「お兄さん、制服似合ってますね〜!」
「うるせーよ。冷やかしなら帰れ」

