「睦。おはよ」
目を開けた瞬間、玲乃の声と一緒に、ちゅっと軽い感触が唇に触れた。
最近は、こうして玲乃の部屋で一緒に朝を迎えることが増えている。
「……おはよ」
寝起きでぼんやりしたまま、僕も少しだけ顔を近づける。すると、待ってましたと言わんばかりに、玲乃がもう一度軽くキスをしてきた。
これが、僕たちのモーニングルーティーン。
そろそろ起きて朝ごはんの準備をしようと思って身体を起こしかけたのに、背中からぎゅっと抱きとめられる。
「行かせない」
「え……」
その拍子に、ぐーっとお腹が鳴った。
「……玲乃。お腹空いたよ」
「だーめ。まだ足りない」
冗談みたいな声でそう言って、啄むように何度かキスを落としてくる。
僕もそれに合わせて、ちゃんと息を整える。最近、キスのときに慌てなくなったのは、玲乃のおかげだ。
僕だって、されてばっかりじゃないんだから。
そう思って、思いきって玲乃の首元に顔を近づけて、ちゅっと少し強めに触れた。
「……っ」
くすぐったそうに身をよじる玲乃に、ちょっとだけ達成感を覚える。
「こら」
背中をぽんぽんされて、僕はしぶしぶ離れた。
そのまま、無言で玲乃にスマホのカメラを向けられて固まる。
「え、なに?」
「モーニングルーティーン記念」
僕が一瞬きょとんとした顔になると、玲乃はすぐに楽しそうな顔になった。
僕が毛布で顔を隠そうとすると、あっさりめくられる。
「はい、こっち見て」
カシャ、とシャッター音。
画面には、ちょっと嬉しそうな玲乃と、寝癖を気にしている僕が一緒に写っていた。
「うん。いいね」
そう言って、ようやく玲乃はベッドから起き上がる。
「さ、ごはん作ろ」
「うん」
僕はその後ろを、とてとてとついていく。
こうして始まる、何でもない朝。
でも、僕にとっては特別な、玲乃と過ごすモーニングルーティーン。
目を開けた瞬間、玲乃の声と一緒に、ちゅっと軽い感触が唇に触れた。
最近は、こうして玲乃の部屋で一緒に朝を迎えることが増えている。
「……おはよ」
寝起きでぼんやりしたまま、僕も少しだけ顔を近づける。すると、待ってましたと言わんばかりに、玲乃がもう一度軽くキスをしてきた。
これが、僕たちのモーニングルーティーン。
そろそろ起きて朝ごはんの準備をしようと思って身体を起こしかけたのに、背中からぎゅっと抱きとめられる。
「行かせない」
「え……」
その拍子に、ぐーっとお腹が鳴った。
「……玲乃。お腹空いたよ」
「だーめ。まだ足りない」
冗談みたいな声でそう言って、啄むように何度かキスを落としてくる。
僕もそれに合わせて、ちゃんと息を整える。最近、キスのときに慌てなくなったのは、玲乃のおかげだ。
僕だって、されてばっかりじゃないんだから。
そう思って、思いきって玲乃の首元に顔を近づけて、ちゅっと少し強めに触れた。
「……っ」
くすぐったそうに身をよじる玲乃に、ちょっとだけ達成感を覚える。
「こら」
背中をぽんぽんされて、僕はしぶしぶ離れた。
そのまま、無言で玲乃にスマホのカメラを向けられて固まる。
「え、なに?」
「モーニングルーティーン記念」
僕が一瞬きょとんとした顔になると、玲乃はすぐに楽しそうな顔になった。
僕が毛布で顔を隠そうとすると、あっさりめくられる。
「はい、こっち見て」
カシャ、とシャッター音。
画面には、ちょっと嬉しそうな玲乃と、寝癖を気にしている僕が一緒に写っていた。
「うん。いいね」
そう言って、ようやく玲乃はベッドから起き上がる。
「さ、ごはん作ろ」
「うん」
僕はその後ろを、とてとてとついていく。
こうして始まる、何でもない朝。
でも、僕にとっては特別な、玲乃と過ごすモーニングルーティーン。
