……モテる男は違うな。俺だったら速攻中身を見る。
葵は告白をされたことがなかった。
されたとしても、断るだけだ。好きな相手でなければ意味などないのだから、しかたがない。律に告白をする勇気はでなかった。
「メアドもIDも交換しないから」
浩二の交流関係は狭い。
今時、ラブレターをもらうのはそれ以外だと直接告白する以外の手段しかないからだ。メアドはともかく、LIVEを交換しないなんてありえない。LIVEのメッセージ機能は便利だ。葵は女子から求められたら、速攻で教える自信があった。他のSNSだってオタク垢じゃなければ教えてしまうだろう。
それが律の交友関係に関わるものだと知っていても、教えてしまうことだろう。
浅はかだとは思う。
しかし、求められるのは嫌いではなかった。
葵のその性格を知っているからだろう。葵に極力接触をしないように律は親衛隊に言い聞かせていることを、葵は知らなかった。
「好きじゃない相手からもらっても嬉しくない」
浩二のその言葉に葵は納得する。
……好きな人がいるんだよな、たぶん。
浩二は好きな人がいるらしい。
本人からは教えてもらえていないが、言動を見ていればなんとなくわかった。
……誰かは教えてくれないが、見当はついてる。というか、見ていてわかった。
浩二の視線は武に向けられた。しかし、武は最新のアニメ情報をスマホで追うのに必死になっており、その視線に気づかない。
……浩二の好きな人は武だと思う。
本人が伝える気がない限り、葵はなにも言わないが。友人同士でくっついたら、葵は蚊帳の外だろうか。いや、二人のことだから、それはないだろう。
「かっこつけちゃって、羨ましいですぞー」
武はヘラヘラ笑いながら、浩二をつっついた。
視線に気づかず、笑っていた。その表情を見て浩二の表情も緩む。マスクをしているため、わからないものの、なんとなく雰囲気が和らいだ。
……わかりやすいやつ。
浩二が武のことが好きなのは葵以外にも気づいていうのだろう。
マスクをして顔を隠しているのは、顔に表情が出やすいからかもしれない。
……武は鈍すぎだな。
冷静に友人たちのやりとりを分析をする。
葵も鈍感な部類に入っているとは自覚していなかった。
葵は告白をされたことがなかった。
されたとしても、断るだけだ。好きな相手でなければ意味などないのだから、しかたがない。律に告白をする勇気はでなかった。
「メアドもIDも交換しないから」
浩二の交流関係は狭い。
今時、ラブレターをもらうのはそれ以外だと直接告白する以外の手段しかないからだ。メアドはともかく、LIVEを交換しないなんてありえない。LIVEのメッセージ機能は便利だ。葵は女子から求められたら、速攻で教える自信があった。他のSNSだってオタク垢じゃなければ教えてしまうだろう。
それが律の交友関係に関わるものだと知っていても、教えてしまうことだろう。
浅はかだとは思う。
しかし、求められるのは嫌いではなかった。
葵のその性格を知っているからだろう。葵に極力接触をしないように律は親衛隊に言い聞かせていることを、葵は知らなかった。
「好きじゃない相手からもらっても嬉しくない」
浩二のその言葉に葵は納得する。
……好きな人がいるんだよな、たぶん。
浩二は好きな人がいるらしい。
本人からは教えてもらえていないが、言動を見ていればなんとなくわかった。
……誰かは教えてくれないが、見当はついてる。というか、見ていてわかった。
浩二の視線は武に向けられた。しかし、武は最新のアニメ情報をスマホで追うのに必死になっており、その視線に気づかない。
……浩二の好きな人は武だと思う。
本人が伝える気がない限り、葵はなにも言わないが。友人同士でくっついたら、葵は蚊帳の外だろうか。いや、二人のことだから、それはないだろう。
「かっこつけちゃって、羨ましいですぞー」
武はヘラヘラ笑いながら、浩二をつっついた。
視線に気づかず、笑っていた。その表情を見て浩二の表情も緩む。マスクをしているため、わからないものの、なんとなく雰囲気が和らいだ。
……わかりやすいやつ。
浩二が武のことが好きなのは葵以外にも気づいていうのだろう。
マスクをして顔を隠しているのは、顔に表情が出やすいからかもしれない。
……武は鈍すぎだな。
冷静に友人たちのやりとりを分析をする。
葵も鈍感な部類に入っているとは自覚していなかった。



