影双譚(かげふたつたん)

 真夏の陽は、京の空を一枚の火鉢にした。
 壬生を出て西へ、田の匂いが濃くなる。水面は白く光り、空の青を、まるで誰かが不器用に刷毛で塗り残したみたいに、ところどころ落としている。
 静は足袋の底に畦のざらりとした感触を拾いながら、繋いだ縄の先にいる若者の背を見ていた。
 若者の名は与一(よいち)。まだ頬に少年が残り、目だけがやけに年寄りだった。
 縄は細い。引こうと思えば切れる。けれど、彼は引かない。引かないで、ただ歩く。
 蓮は槍袋を肩に担ぎ、与一の斜め後ろで時々空を仰いだ。
「水を飲め」
 蓮が瓢箪を差し出すと、与一は唇だけで礼を言って、喉の奥で水を転がす。
 水は生ぬるい。だが、喉は味を選ばない。選ぶ余裕が、今は誰にもなかった。

 護送——と言っても、行き先は牢ではない。
 壬生寺の庫裏。田の端で倒れそうな農夫に粥を配る厨房。朝は太鼓、昼は井戸の綱、夜は便所の桶。
 彼を生かすための納所(なっしょ)、そして彼が償うための場所。
 静が約したのはそれだ。
 土方に言えば、たぶん首を縦には振らない。
 だから朝一番、総司の咳の間に、静は小声でお願いしたのだ。
 生かす剣を選びたい、と。
 総司は咳の合間に笑って、団扇の骨で膝をとんと叩いた。
 「風の向きは、君に任せます。——ただし、追手が来ます」
 「承知」
 蓮は短く、ただそれだけ言って、槍袋の紐を締め直した。

 追手は元同僚だ。
 与一は二番組の下足番から始め、最近は伝令を走っていた。走る足は速いが、息は短い。
 先月、池田屋の後始末で、彼は屍の数を数え損ねた。数え損ねたものは、夜に増える。
 与一は三夜、眠らなかった。四夜目に、走った。
 走った先は家ではない。田の畔で、倒れた。
 見つけたのは蓮だ。夜明け前、白んだ空の下で、誰かが水に顔をつけていた。
「死ぬのは、簡単すぎる」
 蓮はそのとき、誰にともなく言った。
 与一は水から顔を上げ、静を見つけたとき、初めて泣いた。
 静はその涙を、ただ見た。

 畦は続く。
 向こうに、黄色の海がひらけている。
 向日葵の畑。
 京の周りの村々でも、油を絞るために近年よく植わるようになった。高さは背丈を越え、花は揃って東を向く。午の時を越えてもなお、いくらかの花は東を見続ける。意地の悪い比喩が、静の舌先に浮いて、すぐに溶けた。
 向日葵は、生きる意地の花だ。
 静は足を止め、陽に焼けた畦の上で一度だけ深く息を吐いた。汗の塩が唇に乗る。
「ここで一度、休みましょう」
 与一が頷く。
 蓮は槍袋をほどき、柄の根を半ばだけ露出させて畦に水平に置いた。
 畦の幅は、槍の長さと同じくらい。
 この幅が戦になる時、突くより押すが勝ちだ。蓮の手の内は、そのためにある。

 蝉の声は、耳の中で棒のように伸びていた。
 風は湿り、草いきれが鼻を刺す。
 静は与一の縄を解き、手首の赤い痕に井戸の水を染み込ませた布を当てた。
「痛みますか」
 与一は薄く笑った。
「痛い、って言えるうちは、まだ楽です」
「では、痛いと言ってください」
「痛いです」
 その返事は、子供のように正直だった。
 静は頷き、蓮を見た。
 蓮は畦の先、道が曲がる場所を指で示した。
 三、二、そして一。
 蓮が指を折るたびに、静の胸の鼓動は拍に変わる。
 追手。
 影の数は四。
 顔を知っている。二番組の篠田、三番組から回された冨樫、そして巡査の安次郎と、もう一人、名は若い。
 篠田は、羅刹に憧れる顔だ。
 彼の剣は速い。速いものは、短い。
 静の指先が、鯉口へ自然に滑った。

 先に現れたのは安次郎だった。
 汗が目尻に溜まり、肩で息をしている。
「与一——戻れ。戻って、詫びろ」
 声が裏返った。命令よりも懇願に近い。
 与一は喉を鳴らしたが、返事を待たなかったのは篠田の方だ。
 篠田は苛々に顔を塗り、刀を抜くより先に言葉を抜いた。
「おい、沖田の“もうひとつ”。そこをどけ」
「こんにちは、篠田さん。暑いですね」
「挨拶は要らん。務めの場で人情を持ち出すな」
「務めの場で、刀を持ち出す前に人情を持ち出すのが、私の務めです」
 静のひょうひょうは、汗に濡れても乾いていた。

 向日葵畑の入口で、畦は二股に分かれる。
 右は川沿いに細く、左は丘へ緩く登る。
 静は左を、蓮は右を睨んだ。
 押すなら右。
 蓮が槍の袋を外し、柄を一気に引き出した。穂先はまだ布で包んである。
 突くためではない。
 押すためだ。

「与一、下がれ」
 静が言い、与一は向日葵の陰へ身を沈めた。
 蓮が畦に槍を平行に据え、石突を足の内側で軽く支える。
 冨樫が畦の別れ目で剣を抜き、ぬらりと笑った。
「押す槍かよ。男が泣くぞ」
「泣いとけ。お前の涙は、ここでだけ役に立つ」
 蓮の肩の筋が、短く鳴った。
 冨樫が間合いを詰め、穂先の位置を探る。
 穂先は冨樫の目に見える。
 だが、石突は目に入らない。
 冨樫が踏み込んだ瞬間、蓮の槍は穂先ではなく、石突の円で冨樫の腰骨の手前を押した。
 押す、というより、身体の重さで「載せる」。
 畦の土は崩れ、冨樫の足が水へ滑る。
 「うっ——」
 冨樫の膝が落ちた瞬間、蓮は槍を横向きに寝かせ、欄干のように畦の幅をふさぐ。
 突かずに押す。
 それだけで、人は前に出られない。
 畦とは、そういう場所だ。

 篠田は正面から来た。
 静も正面に出た。
 向日葵の背丈が二人の肩を隠し、花の影が頬に斑をつくる。
 篠田の刃は、最初から高く、強く、短い息のまま来た。
 静は刃で刃を受けず、鍔で鍔を受けた。
 鍔迫り合いの音は、蝉の声を割る。
 金属の円と円が、夏の真昼に小さな月と月を作る。
「静。お前はいつだって“半歩”だ。半歩引いて、半歩笑う」
 篠田の息が熱い。
「半歩退くのは、逃げではありません」
「退くのは負けだ」
「退くは生を繋ぐ術。勝ち負けの外にある歩です」
 鍔の円が擦れ、篠田の刃の角度がほんの僅かに外れた。
 静はその外れを見逃さず、鞘の腹で篠田の手首を打った。
 刃は落ちない。
 落ちないが、止まる。
 止まった刃は、言葉を待つ。
 静はそこで言葉を置いた。
「与一は、戻ります。戻って、働いて、償います」
「償いは死だ。武士なら」
「彼は武士ではありません。生きる方の務めがある」
 篠田の眉が寄り、鍔に力が戻った。
 汗が鍔に落ち、鉄の匂いが一瞬だけ夏を凌いだ。

 安次郎は与一の名を呼び続けていた。
「戻れ、与一! 戻れ!」
 与一は向日葵の陰から顔を出し、また引っ込めた。
 目だけが、こちらを見た。
 その目は、朝の池で水から上げたときと同じ目だった。
 静は軽く首を振った。
 ——まだ、出るな。
 蝉の声の帯が、陽の高さを測るように延び縮みする。
 冨樫がもう一度立ち上がった。
 蓮の槍はなおも突かない。
 冨樫は穂先を恐れていない。石突を忘れている。
 蓮は冨樫の脛ではなく、足の甲と畦の間を軽く「撫でる」角度で押した。
 足は自分の重さを勝手に誤る。
 冨樫は勝手に崩れ、勝手に息を吐いた。
「……生きて償え。死ぬのは簡単すぎる」
 蓮の声は低かったが、向日葵の群れは聞いていた。

 鍔迫り合いは、会話だ。
 篠田の刃が上がれば、静の言葉は下がる。
 篠田の息が詰まれば、静の声は通る。
 「沖田総司の弟ってだけで、許されると思うな」
「許されません。——だからこそ、選びます」
「何を」
「生かす剣を」
 篠田の口角が、皮肉で動いた。
「きれいごとだ」
「きれいごとは、夏に似合います」
「……ふざけるな」
 篠田が力で押す。
 静は力では返さない。
 鍔で受けたまま、足の置き場だけを半枚ずつずらす。
 畦の土は崩れやすい。崩れやすい場所で、崩れない角度を選ぶ。
 静は崩れない。
 篠田は崩れる。
 崩れながら、なおも押す。
 押すのは、速い。
 速いものは、短い。

 その時、向日葵の列の向こうから、もう一つ影が駆けてきた。
 若い顔。頬に陽焼けの斑。息は粗い。
 手には刀ではなく、竹の棒。
 棒は、畦には似合う。
 若者は棒で蓮の槍を叩こうとした。
 蓮は槍を寝かせたまま、石突で棒の腹を受け、とっさに棒の進む方向を「変えた」。
 棒は向日葵の茎に当たり、ぱきりと音を立てて折れた。
 向日葵は倒れず、ただ首だけを震わせた。
 若者の手から棒が抜け、畦に落ちる。
 蓮は穂先で若者の肩の手前を押し、前ではなく斜めへ落とした。
 落ちる方向を選ばせるのが、押す槍の芸だ。
 若者は泥ではなく乾いた畦に膝をつき、目を丸くした。
 蓮は言葉を置いた。
「ここから先は、医者の手伝いに回れ。お前の手は、殴るより担ぐ方が役に立つ」
 若者は顔を赤くし、やがて頷いた。
 頷くのに、勇気はいらない。癖がいる。
 癖は今日から始まる。

 篠田が静の鍔を強く弾いた。
 金属の小さな月がはじけ、蝉の帯の中で星になる。
 刃が浅く静の肩をかすめ、浅い熱が走った。
 静は痛みを数えず、痛みの形だけを知った。
 痛みは知れば、小さくなる。
 彼は鍔が離れた瞬間、鞘を高く上げ、篠田の側頭部へ振り下ろす——のではない。
 振り下ろす直前で止め、鞘の腹で耳の後ろの空気を「叩いた」。
 音は小さく、しかし骨に届く。
 篠田の膝が半歩だけ落ちる。
 静はさらに一歩、足を詰めた。
 刃は向日葵の影に、鞘は陽の下に。
 「斬らずに勝つ。それが、私の剣です」
 「勝ちじゃねえ。逃がしているだけだ」
 「逃がすのは、あなたの怒りです。与一ではありません」
 篠田の眼に、怒りの形をしたものが、ほんの一瞬だけ迷いに変わった。
 迷いは、風の入口だ。
 静はその入口に、言葉を置いた。
「篠田さん。——あなたは与一を『例』にしたい。例は誰かの未来を切ります。今、切るのは彼の未来ではありません。私の、約定です」
「約定?」
「向日葵の約定」
 篠田が笑った。
 真夏の笑いは乾くのが早い。
 「花に誓うのか」
 「ええ。花は、嘘をつけません」

 静は鍔で刃を受けながら、向日葵の根元に埋められた細い杭を目に入れた。
 杭の先に、白い布が結わえてある。
 ここは、畑の所有者が「風向き」で灌漑の水を調整するための目印だ。
 静は半歩ずれ、鞘の端で白い布を打った。
 布が空に跳ね、風の入り方が変わる。
 向日葵の列の間を通る風が、藍の匂いを連れて、篠田の頬を撫でた。
 汗がその風で冷え、怒りは汗と同じ速さで引いた。
 刃の角度が落ちる。
 静はそこで、鍔を押し、刃を下げさせ、鞘で篠田の手首をはたいた。
 刃が畦の草を切るだけで、誰も切らない。

 安次郎が、息を切らしながら言った。
 「与一! お前、ほんとに戻るんだな!」
 向日葵の影から、与一が一歩、出た。
 縄は、もうない。
 代わりに、帯が固く結ばれている。
 彼は膝をつき、静の前で深く頭を下げた。
 土に触れた額の位置に、小さな向日葵の影が落ちる。
 静はその影に目をやり、ゆっくりと頷いた。
「戻ります。寺の厨房で、朝から晩まで。——ひまわりの種の油は、秋に絞りましょう。あなたの手で」
 与一は顔を上げ、陽に眩み、目を細め、笑ったのか泣いたのか分からない顔でうなずいた。
 篠田は刃を収めた。
 収める音は、蝉の帯の中で、ひどく人間らしかった。

 護送は、再開した。
 向日葵の畑を横切るには、畦の曲がりくねりに従うしかない。
 蓮は槍を再び布で包み、肩に担いだ。
 追手の足は、もう前へ出なかった。
 冨樫は泥に座り込み、若者は折れた棒を手に、茫然と花を見ていた。
 安次郎は与一の背を軽く叩き、篠田は何も言わず、汗を拭った。
 静は、歩いた。
 蝉の声は、さっきよりも薄くなった。
 風が、よく通る。

 畦の切れ目で、蓮がぽつりと言った。
「静。約定ってのは、何だ」
「向日葵は、毎年、東を向いて咲きます。誰かが西を向いても、東を向きます。……与一が迷ったら、ここへ来て、花の向きを見る。私たちも」
「俺もか」
「ええ。あなたは、押す方向を覚えています。——押すべきものを、時々忘れます」
「俺は、忘れてる方が楽に押せる」
「そういうところが、あなたの長所であり、短所です」
 蓮は鼻を鳴らして、笑いを半分だけ見せた。
「約定か。……花に誓うのは悪くねえ」
「花は裏切りません」
「人は?」
「人は、裏切る術を覚えています。だから、約定が要るんです」

 昼を越え、陽が少しだけ傾いた頃、壬生寺の白い壁が見えた。
 与一は足を止め、寺の門前で深く礼をした。
 寺の中から、姐さんが走り出てきて、腰に手を当てた。
「来なはれ。粥の米は重いでえ」
「はい」
 与一の声は、朝より太かった。
 蓮が槍を壁に立てかけ、静は庫裏の前で足袋を直した。
 土方が出てくる気配はない。
 総司の咳が、奥の方で一度だけ転がり、止まった。
 静は襖の端で軽く頭を下げ、声をかけた。
「戻りました」
 返ってくるのは、団扇の骨が膝を叩く軽い音。
 それで十分だった。

 夜。
 向日葵畑に、月は上らない。
 だが、花の裏に夜風は通う。
 篠田は帰路、畦の途中で立ち止まり、花を一つ、見上げた。
 誰にも見られていない場所で、彼は小さく笑った。
 笑いは、昼より長かった。
 冨樫は泥を洗い、若者は折れた棒を寺の薪に変え、安次郎は与一の隣で桶を担いだ。
 向日葵は、誰の名も知らない。
 知らないまま、東を向いて立つ。

 明くる朝。
 与一は粥の釜の前に立ち、木杓子を握った。
 寺の鐘の音は、昨日より柔らかかった。
 蓮は井戸の綱を引き、静は庫裏の陰で風を吸った。
「静」
「はい」
「昨日の鍔迫り合い、きれいだったな」
「ありがとうございます」
「きれいすぎて、少し腹が立った」
「それは困りました」
「困らせとけ、ってお前、前に言ったろ」
「言いました」
 蓮は肩で笑い、桶の水を陽に透かした。
 水は透明ではない。透明に見えるだけだ。
 その曖昧さを、静は嫌いではない。

 昼過ぎ、土方が庫裏に現れた。
 目の下に影、口元に固い線。
 「与一は」
 「粥を運んでいます」
 土方は頷き、短く言った。
 「今度、逃げたら」
 「その時は、逃げ道を塞ぎます。——生きて、困らせるために」
 土方は静を見て、蓮を見て、短く鼻を鳴らした。
 「羅刹は、昼は眠い」
 「人も、昼は眠いです」
 「起きてろ」
 「承知」
 羅刹の口元が、ほんの少しだけ緩んだ。

 夕方、静は一人で向日葵畑へ向かった。
 陽は西に落ち、花はなお東を向く。
 畦に腰を下ろし、両手を土に置く。
 土は温い。
 向日葵の葉の裏を風が撫で、葉脈が音をつくる。
 静は袖から細い紙片を取り出した。
 『向日葵の約定』
 紙には、三つの短い文。
 ひとつ、生きること。
 ひとつ、働くこと。
 ひとつ、迷ったら東を見ること。
 紙は誰にも見せない。
 向日葵にだけ見せる。
 花は読めない。
 読めないが、覚える。

 畦の向こうで、子どもが走った。
 笑い声は、高く、細く、夜に持っていけない。
 静は立ち上がり、足袋の埃を払った。
 鞘を軽く撫で、刀の重さを確かめる。
 重さは変わらない。
 変わらないものを、どう使うか。
 それが、彼の剣の仕事だ。

 壬生へ戻る道で、蓮が追いついた。
 槍は袋に収まり、肩は軽い。
 「静。向日葵は、来年も東を向くかね」
 「向きます。——きっと」
 「“きっと”か」
 「ええ。“必ず”より、少しだけ強い言葉です」
 「お前の言葉は、やっぱり上品に意地が悪い」
 「褒め言葉として」
 「そればっかりだ」
 二人の影は長く、道はまだ熱かった。
 空の端に、雲が小さく生まれ、ゆっくりと伸びる。
 夏は長い。
 長いが、終わる。
 終わる前に、約定をひとつ置いておく。
 それが、彼らのやり方だった。

 夜、与一は布団に倒れ込みながら、小さく言った。
 「生きて償え。死ぬのは簡単すぎる」
 昼、蓮が言った言葉を、彼は口の中で繰り返した。
 言葉は、時々、水よりも喉を潤す。
 明日の朝、また粥を運ぶ。
 向日葵の種を干す。
 油を搾る秋まで、生きる。
 それから先のことは、向日葵に聞けばいい。
 向日葵は東を向き、彼はそれを真似る。
 真似ることから、始めればいい。

 静は縁側に腰をかけ、夜の風を胸に入れた。
 兄の咳は、今日は浅い。
 土方の足音は、奥で止まった。
 蓮の槍は、壁に立てかけて眠っている。
 彼は目を細め、闇に溶ける向日葵の姿を想像した。
 花は夜でも東を向く。
 それで十分だ。
 彼は、目を閉じた。
 風が通り、約定は胸の底で静かに灯り続ける。
 斬るより困らせる方が、案外こたえる。
 夏の夜は、その言葉をゆっくりとほどき、また結び直して、明日に渡した。