――LOG/PROJ-2025-WS-17
 ――件名:挙式本編(チャペル)
 ――撮影:C1=山名(前方右袖)、C2=澤田(後方バルコニー)、C3=固定カメラ(天井リグ)
 ――音声:LAV×2(新郎・新婦)、Boom×1(センター)、Amb×1(後方)
 ――編集メモ:ラフv0.9/音声異常時の補助はC3オンカメラから

 01:38:12 OPEN DOORS

 二枚扉が静かに開く。白い花の香りが手前に押し出され、空気が一段明るくなる。オルガンが「主よ、人の望みの喜びよ」をゆっくり刻む。
 新婦は父と腕を組む。リハのときと同じ角度、同じ歩幅。だが、歩くたび、足元の花びらが微かに“遅れて”沈む。C1のピントが、靴の爪先でわずかに揺れる。
 列席者の視線が一斉に集まる。微笑、溜息、小さなすすり泣き。天井の梁の上を、白い埃が流星のように横切った。

 司会(O.S.)「皆さま、ご起立ください」

 スカートの布が擦れ合い、椅子脚が床から離れる。音の一部が二度響く。空間リバーブではない。Ambの波形に、ごく短い遅延の二層が重なる。編集時の注記:「ダブリング/遅延、室内構造起因→※要比較」。

 新婦が二歩、三歩。父が小さく囁く。「見えてるか」。
 新婦は頷く。C2はその頷きと同時に、後方列の右端に立つ黒髪の女を一フレームだけ捉える。席次表にない顔。ピントは浅く、輪郭はにじむ。次のフレームにはいない。

 01:39:40 AISLE MID

 新郎が祭壇前で待つ。額の汗が照明に反射し、ピンマイクのケーブルに小さな影をつくる。
 神父が式次第を開く。ページがめくられる音がBoomに心地よく入る。
 C3(天井リグ)の固定ショットでは、祭壇前の白い布に、見知らぬ小さな影が“座っている”。編集時にコマ送りして初めてわかる程度の濃度。動かない。光が揺れると、影も揺れる。
 あとで支配人は言う。「あそこに一脚、折りたたみ椅子なんて出してません」。出してないものに、座っている影。

 神父(穏やかに)「愛するふたりが、ここに――」

 Boomの下、LAV(新婦)が微かに呼吸を拾う。
 Ambの底に、子どもの笑い声が一度だけ混ざる。誰も、子どもを連れて挙式に入れていないはずだった。親族席の幼児は、披露宴から合流と聞いていた。
 編集メモ:環境音帯域に“笑い”波形。ノイズ判定不可。残す。

 01:41:02 GIVING AWAY

 新婦の父が手を放す。新郎が受け取る。指先が重なる。LAV(新婦)の衣擦れが小さく鳴り、同時に、C1の画角の右奥に、人物の肩が写り込む。
 肩の袖は、古い織りの柄。最初の章で写りかけた袖と酷似しているが、色は少し濃い。
 山名は迷わず一度ズームして、すぐに引いた。ズームの途中、オルガンの和音が一瞬、長二度ほど滑る。鍵盤の上に見えない指が増えたように。

 神父「――誓いの言葉へと進みます」

 Ambの空気圧が、わずかに下がる。冷房では説明できない速度。
 C2がロングで会衆を捉える。最後列の左から三番目、そこに座る老婆の顔がぼかされている。ピントの問題ではない。C2は全域にピントを置いている。
 編集メモ:「顔検出/自動ぼかし」未使用。フレーム固有の欠損か。

 01:42:10 VOWS—BRIDE

 神父が新婦に向く。
 新婦が息を吸う。LAV(新婦)が正常にレベルを示す。口が開く。

 新婦「わたし――」

 音が抜ける。
 Boom、Amb、C3オンカメラ、全ての音声で、その一語が抜け、代わりに低い声が潜る。
 低い声は短く、母音の形をしていた。編集メモ:スペクトラム解析→150Hz以下に強い山。言語判定なし。
 列席者の数名が眉を寄せる。反応は軽い。幸福の場では、脳が異常を正常化する。

 新婦「――あなたを、愛し、敬い、支え――」

 二語目から音は戻る。戻り方が生理的で、誰も異常を疑わない。
 C1のフレームの上辺、ステンドグラスの青に、黒い影が横切る。鳥ではない。羽音がない。影は音を持たない。

 01:42:44 VOWS—GROOM

 神父「続いて、新郎」

 新郎は喉を鳴らす。LAV(新郎)に、微小クリックが走る。
 新郎が言葉を発する。口の形は「あ」。出た音は、「お」。
 周波数帯は正常、しかし母音がずれる。
 編集コメントテロップ(白・下部):〈この時点で、再生側の異常は確認されていない〉

 新郎「あなたを、病めるときも、健やかなるときも――」

 「健やかなる」の語で、C3の固定ショットに、参列者席の余白が増える。椅子は動かない。間だけが広がる。
 Ambの拍手が一瞬だけ鳴る。誰も、拍手はしていない。未来の拍手が、先に来たように。
 神父が、眉間に浅い皺を作り、すぐに消す。職業上の微笑に戻る。

 01:43:20 RINGS

 リングガールの代わりに、スタッフが小さな皿を運ぶ。皿の銀縁に、爪の跡のような細い傷が走る。
 新郎がリングを取り、新婦の薬指へ。C1のピントが爪の付け根に合う。そこに、見慣れぬアザ。花びらの形をした、淡い影。
 新婦が息を呑む。LAV(新婦)が、別人の呼吸を重ねて拾う。呼吸数が同時に二つ。片方は、肺活量の少ない老人のリズム。
 編集コメントテロップ:〈新婦の身体に外傷は確認されていない(後日取材)〉

 リングが入りきらない。新郎が力を入れる。指の骨が、微かに拒む。
 Boomに、ベールの向こうから、舌を鳴らす音が入る。「チッ」。
 誰が舌打ちを? 音の定位は祭壇左。そこには、誰もいない。
 C2はそのとき、最後列の端に立つ黒髪の女を捉えている。女は笑っている。口を開かないで笑う顔。歯がない笑顔。

 01:43:58 KISS—CUT

 神父「それでは、新郎、新婦。誓いのしるしとして――」

 「しるし」の語尾が複数に割れる。Boomの波形が二股に分かれ、遅い声と速い声が同時に重なる。
 新郎が前に出る。新婦が目を閉じる。C3の俯瞰では、祭壇前の白が灰色に落ちる。照明は変わっていない。
 ふたりが触れる直前、Ambが真空の音になる。空気を吸い尽くす音。
 全音声が、0.6秒間、無音。
 画面の下辺に、黒い指が上から伸びる。編集時に見つかるフレーム。
 C1の映像が一枚欠落する。ファイルの連番には欠落はない。ハード的な落ちではない。画だけが、一枚だけ、ない。

 編集コメントテロップ(赤・上部):〈この瞬間、すべてのカメラで同一フレームの欠落を確認〉

 キス。
 拍手が起こる。二度起こる。同時に。
 オルガンが一瞬だけ、逆再生のような音を出す。作曲科卒の編集助手が耳をすまして言う。「今、和声が、逆行しました」

 01:44:30 BACK ROW—ANOMALIES

 C2は後方に寄る。観客の表情を拾うため。
 母が泣きながら拍手。父が微笑む。叔父が袖で目頭を拭う。
 その後列三席に、存在しないはずの人物。
・喪服の老女(席次表なし)
・学生服の男(参列者にその年齢帯は不在)
・制服のホテルスタッフ(式場の所定の制服と型が違う)
 C2は一人にフォーカスするたび、残りの二人が画面から消える。視線を向けた対象だけがそこに留まる。視線を外すと三人ともいる。
 編集コメントテロップ:〈撮影者は当時、異常を認識していない〉

 女の子が列席者の足元で指を差す。披露宴からの合流予定だった幼児は、なぜかここにいる。誰の子か、誰も答えない。

 女の子(小声)「おばさん、いるよ」
 母(誰? と目だけで問う)
 女の子「ドレスの下」

 C1が瞬間、ウェディングドレスの裾へ寄る。白の陰影。影の輪郭。人の手。小さな手。布の内側から、つまむ。
 新婦は一度だけ体重を移し、無視する。

 01:45:05 PRAYERS

 神父「祈りましょう」

 参列者が頭を垂れる。共に祈る声が重なる。
 Ambは全体の祈りを拾う。Boomは祭壇の息を拾う。
 LAV(新婦)に、別の祈りが混ざる。
 言語は古語に似る。

 低い声「……影を踏むな……名を呼ぶな……」
 編集注:可聴化するか検討。倫理的問題。→原音のまま提示、テロップ表示なしを選択。

 祈りの終わり、アーメンが響く。
 C3の俯瞰で、十字の光が床に落ちる。その十字の中心に、濡れた跡がある。誰の足跡か。写真に起こすと消える。映像でのみ、残る。

 01:45:52 READINGS—SISTER

 新婦の妹が聖書朗読に立つ。手の震え。声の上ずり。

 妹「愛は寛容であり、情け深い。……」
 C1は妹の顔に寄る。瞳孔がわずかに拡大する。
 Ambに低音のうなりが入る。空調ではない。オルガンでもない。
 C2はそのうなりの源を探して天井に向く。梁の間に、紙片がひらひら落ちる。
 拾い上げられた紙片は、招待状の返信ハガキ。
 差出人の欄に、誰の名もない。だが、拇印だけが押されている。黒で。
 編集コメントテロップ(小):〈式後、式場に未投函の返信ハガキが複数見つかった〉

 01:46:40 SIGNING—REGISTRY

 ふたりが署名する。
 新郎はフルネーム。
 新婦は旧姓に、ほんの一瞬だけ、別の名字を書きかける。筆圧がそこだけ濃い。
 C1は紙面に寄る。インクが、滲み、引いて、戻る。
 Ambに紙の裏から爪が擦れる音。帳面は一冊だけ。裏側に誰がいる?

 神父「立会人、どうぞ」

 立会人が前へ。ペンを持つ手に別の指が添う。添っているように見える。
 C2が立会人の背後の観葉植物を捉える。葉が風のない空間で揺れる。葉脈が白く浮く。血の流れのように。

 01:47:12 DECLARATION

 神父「――ここに、夫と妻であることを宣言します」

 宣言の語が終わる瞬間、C3の画が微細に歪む。
 あらゆる直線が弓なりになる。魚眼ではない。空間が曲がる。
 Ambの拍手が遠のき、近づき、二重になる。
 Boomに、別の神父の声が重なる。同じ文言を、古い録音のように。
 編集コメント:館内ラウドスピーカーからの遅延? → 支配人「式中はミュートです」

 01:47:40 RECESSIONAL—TURN

 退場の音楽。
 ふたりが反転し、通路に向き直る。
 このとき、C1の画面端から黒髪の女がふたりの間に頭だけ差し込む。誰もそれを見ない。
 Ambに笑い声。同じ笑いが二つ。片方は少し遅い。
 C2は後方を追う。
 存在しない参列者の三人組が、同時に目を伏せ、同時に顔を上げ、同時に拍手を止める。
 止めた瞬間、石の音がする。床ではない音。地面の音。

 01:48:09 PETALS—FALL

 ドアの外から、花びらの紙吹雪が投げ込まれる。
 C3はそれを上から捉える。
 花びらが空中で、一枚だけ、逆回転する。
 逆回転の花びらが人の形の空白の上で止まり、落ちない。
 編集テロップ(白小):〈物理法則に反する挙動に見えるが、現場では無反応〉

 01:48:30 GLITCH—AUDIO ALL

 すべての音声にブツブツとした断続。
 LAV(新婦)に、低い笑い。LAV(新郎)に、嗚咽。
 Boomに、古いラジオのザーー。Ambに、潮の音。
 潮の音はここから遠いはずだ。ホテルは内陸。
 編集メモ:潮騒→ホワイトノイズに海成パターン? → 解析無効。

 テロップ(編集者コメント):〈この時点でカメラの音声記録はすべて異常を示した〉

 01:48:47 PHOTO—FLASH

 スチールカメラが焚かれる。
 一発目のフラッシュに、誰も写らない。
 二発目に、全員が写る。
 三発目に、全員の目が閉じている。同じタイミングで。
 四発目で、新郎の肩に見知らぬ手。
 五発目が焚かれない。カメラは正常。シャッターは落ちない。
 スチールカメラマンの指が震える。「押してるのに」と唇が動く。音は出ない。

 01:49:10 ANOMALOUS ATTENDEES—ID

 編集差込:後日の証言映像 × 3
・衣裳室スタッフ:「あの制服、うちのじゃないです。襟のラインが違う。古いロゴが入ってた気がする」
・新郎同僚:「最後列の真ん中、高校の体操服みたいなのがいた。笑いましたけど、今思うと、学校名、知ってるはずなのに思い出せない」
・新婦友人:「喪服? あの年で真っ黒、失礼だねって目で合図し合った。――今、誰と合図したのか、顔が出てこない」

 映像に戻る。
 C2が最後列をパンする。
 喪服の老女は口を動かす。「おめでとう」。読唇でそう見える。
 声は別の場所から遅れてくる。「おめでとう」。
 もう一度、「おめでとう」。三度目が誰のでもない声で、床下から。

 01:49:40 EXIT—THRESHOLD

 ふたりが扉へ進む。しきいを越える。
 足元の花びらが、一斉に色を失う。
 白が灰に、象牙が黒に。
 カメラのホワイトバランスは固定。照明は不変。
 Ambが無音に近づく。人が音を出すことを忘れる。
 C3の俯瞰で、列席者の数が増える。
 座席数は同じ。人だけが、多い。立っているのに椅子が透ける者。座っているのに膝がない者。顔があるのに目がない者。目があるのに顔がない者。

 編集コメントテロップ(ごく小さく):〈合成・加工は行っていない〉

 01:50:05 CRASH

 グラスが割れる。
 Boomが高域で飽和。Ambが低域で飽和。
 C1は祭壇左で転倒。画面が横倒し。
 床に濡れ跡。水のようで水ではない。油のようで油ではない。
 香りなし。温度なし。映像にだけ、湿りが残る。

 司会(震える声)「皆さま、落ち着いて――」

 司会の言葉が途中で切れる。マイクはオン。声だけがない。
 C2は客席の一角を映す。誰もいない。
 さっきまでいた十数人分の椅子。ハンカチ。招待状。人だけが、いない。

 01:50:28 ORGAN—MISCHORD

 オルガンが長二度を踏み、減七で止まる。
 奏者の手が映らない。
 C3が斜めに回転する。固定カメラのはずが、回る。
 天井の点検口が開く。
 白い布が垂れる。ベールのようでいて、織りが違う。
 古い。湿っている。重い。
 Ambに海鳥の鳴き声。ここは内陸。

 01:50:50 CUTAWAY—EDITOR NOTES

 編集者コメント(テロップ)
 〈ここから先の音の修復は不可能。映像は断続的に欠落〉
 〈以降、複数カメラの同時欠落が発生〉
 〈記録の外側に、別の記録がある気配〉

 差込:ファイルディレクトリのスクリーンキャプチャ
/projects/2025/OrpheusWedding/VIDEO/C1
/projects/2025/OrpheusWedding/VIDEO/C2
/projects/2025/OrpheusWedding/VIDEO/C3
/projects/2025/OrpheusWedding/VIDEO/C4 ← 存在しないはずのフォルダ。
 開くと、同じファイル名の別の映像が入っている。日付は1974/10/27。
 編集注:実ファイルは未発見。サムネイルのみが残存。

 01:51:12 BACK TO SCENE—SHADOWS

 C1が起きる。横転から復帰。
 画面が低い位置から、祭壇を見上げる。
 ふたりが退場に向かう背中。
 背後に、参列者。
 その列が、人でありながら、人でない何かに変わり始める。
 首が長い者。肩がない者。脚が多い者。腕が足りない者。顔が縫い合わされた者。口だけがある者。耳だけが笑う者。
 笑いが音ではなく、光として走る。光が笑い、影が拍手する。
 C2は後ろ向きに下がる。ピントが合い続けるのはふたりだけ。
 周りは合わない。合わないものが増える。

 01:51:40 THRESHOLD—BREACH

 ふたりが扉を抜ける。
 外の光が白飛びする。
 Ambが風を拾う。風は海の匂いを運ぶ。
 ホテルは内陸。
 風の中に、古い祝詞が混ざる。

 低い声「――ここは、渡りの場――」
 Boomが落ちる。ケーブルが引かれる。
 C3が最後の一枚を焼く。
 白が黒に裏返る。
 黒の中に、ブーケ。
 ブーケの花弁が黒く枯れ、ひとひらだけ、逆に咲く。

 01:52:00 FADE/編集室

 画面が黒。数値だけが残る。
 01:52:00:12
 01:52:00:13
 01:52:00:13
 時間が二度、同じ数を示す。
 外付けSSDの青が点滅し、止まる。
 空調が止まる。
 編集室の窓が鳴る。風がないのに。
 山名の指先に、花弁の粉。匂いはない。
 保存。上書き。警告。
 〈このファイルは使用中です〉
 誰が。
 どこで。

 01:52:12 アーカイブ挿入/後日談ダイジェスト

 インタビュー:神父

「誓いの言葉が、二重になって聞こえたのは初めてです。――戻ってきた、と言えばいいのか」

 インタビュー:支配人

「拍手が遅れて戻ることはあります。ただ、あのときは、先に来た。――未来から」

 インタビュー:新婦の母

「ブーケ、ね。あの子、帰ってきてから庭に置いたんですよ。夜に見たら、黒くなっていて。朝には、また白かった。朝のほうが、怖いものって、あるんですね」

 インタビュー:列席者(ぼかし)

「あの席、空いてました? ――誰もいないのに、座らないといけない気がして」

 編集コメントテロップ
〈“存在しない参列者”の件については、招待状・当日受付・式場の動線記録と突合したが、該当者なし〉
〈映像にのみ存在し、現場には存在しない。記録が現実を越える例〉

 01:53:00 章末—ナレーション案(ドラフト)

 祝福の言葉は、集めれば集めるほど、重さを持つ。
 重さは、床をたわませ、祭壇を沈ませ、ドアの蝶番を軋ませる。
 その下に、誰かが座っていたとしても、気づかないふりをするのが礼儀だ。
 私たちは礼儀正しく、見ない。
 だが映像は無礼で、見る。
 見たものは、在ることになる。
 在ることになったものは、祝福を受ける権利を得る。
 それが、誰であっても。

 END CARD:〈第二章「誓いの場」〉
 白地に薄い影が一つ。名前はつかない。
 次章予告(サムネのみ):花束の宙。腕の数が、足りない/多すぎる。

 編集室ログ/自動保存履歴抄
 01_record.prproj(更新:14:42)
 02_vows.prproj(更新:不明)
 02_vows(1).prproj(作成者:不明)
 備考:タイムスタンプが未来の日付。2025-10-31。ハロウィン。

 山名・手書きメモ

・誓いの瞬間に空気圧が落ちる→誰かが入ってくる
・潮騒、海鳥→渡りの語彙
・記録が招く/招かれる
・第三章、祝宴:光の下で影を数える